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【2024年8月】韓国スタートアップの資金調達TOP15と、現況まとめ

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【2024年8月】韓国スタートアップの資金調達TOP15と、現況まとめ

月ごとに、韓国スタートアップの資金調達TOP15と現況をお届けします!

韓国スタートアップ資金調達TOP15

韓国スタートアップ現況

💰調達金は5,158億ウォンで3ヶ月連続の5,000億ウォン台、成長の勢い続く

8月にスタートアップが調達した資金は5,158億ウォン(約548億3,000万円)で、投資件数は143件だった。6月から3ヶ月連続で5,000億ウォン(約531億5,000万円)台の資金が流入するなど、資金の増減幅は大きくない状況だ。1,000億ウォン(約106億2,900万円)台の投資1件が投資全体の上昇を牽引(けんいん)したが、100億ウォン(約10億6,200万円)以上の投資件数は減少せず、300億ウォン(約31億8,000万円)以上の投資も一定の割合で維持されて、下半期の成長の勢いは続いている様子だ。

⛓️多くの資金を調達したのはPIP Labsで1,092億ウォン

最も多くの資金を調達したのは、ブロックチェーン基盤のコンテンツIPプラットフォームを手がけるPIP Labs(ピーアイピーラボ)で1,092億ウォン(約116億円)だった。これに、プライベート・エクイティ・ファンドから600億ウォン(約63億7,700万円)を調達したヘルスケア企業MHG(エムエイチジー)、NCSOFT(エヌシーソフト)から370億ウォン(約39億3,300万円)の戦略的資金を調達したVIC GAME STUDIOS(ビッグゲームスタジオ)の順で続き、投資上位に名を連ねた。

🏭製造分野に最も多くの資金が流入

分野別では、製造分野に最も多くの資金が流入した。二次電池素材、産業用ソリューション、ロボット分野にも資金が集まった。また、メディア/コンテンツ分野には1,000億ウォン(約106億2,900万円)台の投資が行われ、件数に比べて多くの資金が流入した。ビューティーとフードプラットフォームに100億ウォン(約10億6,200万円)台の投資がいくつかあったため、コンシューマーテック分野も順位を上げた。

💵プレシリーズA投資を中心に初期投資目立つ

1,000億ウォン(約106億2,900万円)台の投資が1件あり、全体の投資金は前月より上昇したが、上昇傾向にあったシリーズB以上の投資件数の割合は10%以下に落ちた。プレシリーズA投資を中心に初期投資が多かった。TIPS(ティップス)などの政府支援金による投資件数の割合は45%に上り、投資全体の中で大きな割合を占めた。政策金融をはじめ、初期中期成長段階のベンチャーキャピタルが活発に動き、1,000億ウォン(約106億2,900万円)台のグローバル資金が流入。海外VCの投資も増えた。

🤝ビューティー分野で久しぶりに大企業の買収事例

合併のニュースはスタートアップ間の合併が中心だったが、8月はビューティー分野で久しぶりに大企業の買収事例があった。Kビューティーの世界的な人気により、ビューティー企業に対する中堅・大企業の関心も高まった。金融ソフトウェア提供会社Bankware Global(バンクウェアグローバル)はKOSDAQ(コスダック)上場に成功した。


この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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/media/KORIT編集部
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