【2024年9月】韓国スタートアップの資金調達TOP15と、現況まとめ
【2024年9月】韓国スタートアップの資金調達TOP15と、現況まとめ
月ごとに、韓国スタートアップの資金調達TOP15と現況をお届けいたします!
韓国スタートアップ資金調達TOP15
韓国スタートアップ現況
💰調達金は5,104億ウォン、投資件数は151件
9月にスタートアップが調達した資金は5,104億ウォン(約557億9,700万円)、投資件数は151件だった。6月から4ヶ月連続で5,000億ウォン(約546億5,000万円)以上の投資金が流入し、第3四半期は第1、2四半期に比べ、明確な投資の上昇傾向が見られた。
🎦最も多くの調達金を確保したのはSpoon Labsで、1,200億ウォン
最も多くの調達金を確保したのはSpoon Labs(スプーンラボ)で、1,200億ウォン(約131億1,500万円)だった。ゲーム開発会社のKRAFTON(クラフトン)からショートフォームプラットフォームの成長性が認められ、大規模な資金調達に成功した。これに特殊精密化学素材のPGT(ピージーティー)が394億ウォン(約43億円)、ライダー企業Vueron Technology(ビューロンテクノロジー)が220億ウォン(約24億円)を確保して続いた。
🚀メディア・コンテンツ分野に最も多くの資金が流入
分野別では、メディア・コンテンツに最も多くの資金が流入した。ロボティクス、半導体部品、二次電池素材など製造分野や、宇宙スタートアップでもいくつか投資関連のニュースがあった。自動運転、電気自動車など、車両・モビリティも投資会社の注目を集めた。一方、コンシューマーテックやソフトウェアは資金の流入が減った。
🪙1,000億ウォン台の投資は1件
1,000億ウォン(約109億2,900万円)台の投資は1件あった。1,000億ウォン台以上の資金調達は3ヶ月連続だが、シリーズB以上の資金調達件数の割合は10%をわずかに超えた程度だった。TIPS(ティップス)など、支援金投資のニュースがあった企業が増え、投資件数全体の40%に迫った。
🏦金融業界のベンチャーキャピタルが活発な動き
KDB産業銀行など、政策金融をはじめ、新韓ベンチャー投資、ウリベンチャーなど、金融業界のベンチャーキャピタルが活発な動きを見せ、成長段階への投資に乗り出した。グローバル投資会社の参加は減ったが、サムスンネクスト、GSベンチャーズなど企業型ベンチャーキャピタルや、証券会社も投資に積極的に乗り出した。
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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