バーコードなしで決済できる「韓国版Amazon Go」がオープン
バーコードを読み取らなくても決済できる「韓国版Amazon Go」がオープン
韓国でも「Amazon Go(アマゾンゴー)」のように、バーコードを読み取らなくても商品を持ったまま外に出ると自動的に決済されるVision AI(画像処理人工知能)技術塔載の無人コンビニがオープンした。
店舗自動化AIのスタートアップFinders AI(ファインダーズAI)が、GS Retail(GSリテール{22,800ウォン ▲200 +0.88%})と共同で、ソウル加山デジタル団地に完全無人コンビニ「GS25 DXラボ」2号店をオープンしたと6日明らかにした。2020年に設立されたFinders AIは、Standard AI(スタンダードAI)、Aifi(アイファイ)、Trigo(トリゴ)などのグローバル企業と共同で店舗自動化・無人化技術開発に挑戦している韓国のスタートアップだ。
この店舗ではバーコードを読み取る必要が無く、顧客が商品を持ったまま外に出ると自動的に決済が行われる。Amazonが運営する「Amazon Go」と同様の方式だ。「ウリドンネGS」アプリのQRコードをスキャンするか、クレジットカードを挿入した後に店舗に入り、商品を持ってそのまま外に出ると自動的に決済される、という流れだ。
大型ショッピングモールに出店していない一般のコンビニエンスストアのうち、このような形で運営されている店舗は「GS25 DXラボ」が初めてだ。現代百貨店が2021年2月に、emart24が2021年9月に同じシステムのコンビニをオープンしたが、いずれもTHE HYUNDAI.ソウルやCOEX(コエックス)など、顧客追跡・管理が可能なショッピングセンター内の店舗として運営されていた。
Finders AIは、店舗無人化ソリューション「Walk-through(ウォークスルー)」を通じて、安価な2D AIカメラを使用しながら、モデルの軽量化に成功した。これにより、コンピューティングリソースを従来の無人店舗の5分の1に減らしたという。また、重量センサーを改善し、従来の無人店舗に比べて最大積載量を50%以上引き上げ、多くの商品を取り扱うことができるようにした。
Finders AIのハム・ミョンウォン代表は、「GS25と共同で無人店舗が運営できることを非常に嬉しく思う。」とし「流通会社が消費者により良い顧客体験を提供できるよう、今後も最高のAI技術を通じて効果的なソリューションを提供することに集中する」と述べた。
<写真=GS Retail>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2023100614303232665
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