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カーダシアンやロレアルも注目のK-ビューティーテック

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カーダシアンやロレアルも注目のK-ビューティーテック

美容・ビューティー産業が第2の全盛期を迎えている。AI(人工知能)やAR(拡張現実)、超音波などの革新技術が成長の原動力だ。様々な美容企業が革新技術を導入し、「ビューティーテック」企業に進化している。美容製品やサービスは「超個人化・専門化」になりながら、市場もそれに伴い大きくなっている。実際、グローバル市場調査機関であるThe Business Research Company(ザ・ビジネス・リサーチ・カンパニー)は、ビューティーテック市場規模が昨年の591億4,000万ドル(9兆1950億円)から年平均(CAGR)14%ずつ成長し、2028年には1,161億7,000万ドル(約18兆600億円)に達すると予測した。

特に、革新的な技術を持つビューティーテックスタートアップの活躍が目立つ。APR(エーピーアール)は、化粧品の有効成分の吸収を高める製品「AGR」を開発し、設立からわずか8年で企業価値1兆ウォンを超える「ビューティーユニコーン」に跳躍した。現在も、様々なスタートアップが独自の技術力で第2のAPRの座を狙っている。

韓国のビューティーテックスタートアップは、米国、欧州、日本、中国など海外市場にも積極的に進出している。韓国の美容・ビューティー産業はすでに世界水準の競争力を備えており、AIなどの革新技術レベルも高いため、海外で成功する可能性は高いという評価が出ている。最近では、SNSのフォロワーが3億人に達するキム・カーダシアンの妹クロエ・カーダシアンが、自身のInstagramにAPR社のAGRに関する商品レビューを投稿しながら、海外インフルエンサーの間でも人気を集めている。

成長可能性の高いビューティーテック・スタートアップには、大企業からオープンイノベーションのラブコールも集中する。世界1位の美容企業であるロレアルグループは、グローバルオープンイノベーションの拠点として韓国を選んだ。2018年にコリアイノベーションセンター(KIC)を設立し、2023年には専用オープンイノベーションプログラムも開始した。有望なビューティーテックスタートアップには戦略的投資も行っている。

ユニコーンファクトリー「未来産業レポート」第5号は、ビューティーテック産業について展望している。ビューティーテック産業がなぜ成長しているのか、どのような技術が活用されているのか、どのスタートアップがどの市場で活躍しているのかを分析した。グローバル企業であるロレアルを通じて、K-ビューティーテック生態系の競争力についても調べた。

また、今回のレポートには、注目すべきビューティテックスタートアップである△DR.K HEALTH CARE(ドクターケーヘルスケア)、△Motion Bank(モーションバンク)、△L&C FutureLab(エルアンドシー フューチャーラボ)、△RAFIQ(ラフィック)の4社のインタビューも掲載されている。未来産業レポートのフルバージョンは、モバイルの場合は以下のQRコードをスキャンし、PCの場合はリンク(☞未来産業レポート⑤花よりビューティーテック)をクリックしてダウンロードすると見ることができる。



原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024042917211818554


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