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下半期にリリース予定のGalaxy Ring…デジタルヘルスのエコシステムを拡大

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下半期にリリース予定のGalaxy Ring…デジタルヘルスのエコシステムを拡大

SAMSUNG(サムスン電子{74,600ウォン▼600 -0.80%})がヘルスケア業界関係者200人を招待し、AI(人工知能)による健康管理プラットフォーム「Samsung Health(サムスンヘルス)」のエコシステム拡大のための協力案を議論した。ウェアラブル(着用型)機器が収集した身体情報を生成型AIに組み込み、パーソナライズ化された健康インサイトを提供するという「Samsung Health」のビジョンを現実化する作業だ。下半期に予定されている新しいウェアラブル機器「Galaxy Ring(ギャラクシーリング)」のリリースに向けて開かれたものだ。

SAMSUNGは28日、初の「Samsung Healthパートナーデー」を開催した。イベントには、ヘルスケア企業・医療機関・投資会社など業界関係者約200人が参加した。この日SAMSUNGは、デジタルヘルスケアのビジョンを共有し、「Samsung Health」のエコシステム拡大に向けて協力を強化すると明らかにした。また、Samsung Healthを通じて、総合健康管理が可能なデジタルヘルスケアのエコシステムを構築することを強調した。さらに、△開発者向けの「Samsung Health SDK(Software Development Kit)」の紹介、△ヘルスケア市場におけるAIの役割に関する討論、△睡眠・スポーツテック・医療AI・血糖管理分野の協力事例の紹介などが行われた。

「Samsung Health」は、睡眠・運動・食事・メンタルヘルスなどのデータをモバイル機器、サービス、人と結びつける「コネクティッドケア」を目指している。リング型のGalaxy Ring(ギャラクシーリング)がリリースされれば、ユーザーは24時間装着することで身体データを継続的に収集することができる。

Galaxy Ringも同日、会場に展示された。△睡眠パターン、△女性健康、△心臓のモニタリング機能などが搭載される予定だ。特に、睡眠パターンのモニタリング機能は、睡眠中の心拍数、呼吸、寝返り、入眠までの時間の4つを測定し、従来のウェアラブル機器より高度化されている。

SAMSUNGは、様々なウェアラブル機器と連動した「Samsung Health」の収益化事業も検討している。今年2月、スペイン・バルセロナで開かれた移動通信の展示会「MWC 2024」で、SAMSUNG MX事業部デジタルヘルスチーム長のパク・ホンス氏は、「ウォッチやリングなどの機器販売とは別に、サブスクリプションサービスなどさまざまな収益モデルを検討しているが、まだ決定したものではない。」と明らかにした。

さらに、「『Samsung Health パートナーデー』は、業界リーダーとの協力を強化し、より多くの機会を発掘するために企画された。」とし、「SAMSUNGの革新技術とパートナー企業の専門性が結びつくことで、デジタルヘルスのエコシステムが成長し、高度化するだろう。」と述べた。



<画像=28日、京畿道城南市グラビティソウル板橋ホテルで開かれた「Samsung Healthパートナーデー」で、SAMSUNG MX事業部のデジタルヘルスチーム長(常務)パク・ホンス氏が「Samsung Health」について紹介している様子。/写真提供=SAMSUNG>

原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024052818415170699




/media/UNICORN FACTORY
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