格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」のマネージャーがK-スタートアップと協業
格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」のマネージャーがK-スタートアップと協業
コンテンツ知的財産権(IP)のスタートアップtheorigin(ザ・オリジン)は16日、格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」の初期シリーズを監督した鍬差政則ディレクターとともに、さまざまな分野で活用できるマルチユーザブルIPの開発を始めたことを明らかにした。
マルチユーザブルIPは、1つのジャンルに限定されることなく、ウェブ小説、ウェブトゥーン、アニメーション、ドラマ、映画、ゲームなど、さまざまなジャンルに適用できるように企画段階から設計される。IPの寿命を考慮したビジネスおよびメディア戦略も、制作段階から立てられる。
今回のIP開発には、ライトノベル「THE KING OF FANTASY 八神庵の異世界無双」の作家であり、ゲーム「仮面ライダージオウ」の脚本家でもある天河信彦氏も参加する。
鍬差政則氏は日本のゲーム業界を代表するクリエイターだ。ザ・キング・オブ・ファイターズのほかにも、「天誅シリーズ」、「オールスタープロレスリング」、「ヴァルハラナイツ」、「NARUTO疾風伝ナルティメットストーム」など、さまざまなゲームのプロダクションから脚本、デザイン、絵コンテまで、全段階において力を発揮している。
天河信彦氏は、ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズから派生したライトノベルのほかにも、「新日本プロレスリング闘魂烈伝シリーズ」、「仮面ライダージオウ」、「大正野球娘。」、「とある科学の超電磁砲」など、さまざまなジャンルのシナリオや脚本を担当した。
今回theoriginは、彼らと共に制作するオリジナルIPを、ゲームだけでなくウェブトゥーンやアニメなど、さまざまなメディアで活用できるように設計する計画だ。世界観、キャラクターストーリー、作画など、コンテンツの構成要素について、企画段階から事業拡大を念頭に置いて構築する。
今回の協業に基づいて、新しい市場の開拓も積極的に行う予定だ。新IPを活用して、ファンディングや海外プロダクションとのネットワーク構築など、次の活動につなげる。特に、韓国コンテンツの需要が高い東南アジアを中心にIP事業を拡大していく。
theoriginのジョン・ジェシク代表は、「日本のゲーム業界の巨匠たちと協力することで、市場の期待に応えられるマルチユーザブルIPを作ることができるだろう」とし、「韓国だけでなく世界中で優れた能力を発揮しているトップレベルのクリエイターとさまざまな方法で協力していく」と述べた。
</写真 = ザ・キング・オブ・ファイターズ (KOF) 94>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024011616282892735
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