NEXEL 日本最大のCRO機関とiPS細胞シンポジウムを開催…事業協力を加速
NEXEL 日本最大のCRO機関とiPS細胞シンポジウムを開催…事業協力を加速
ヒトiPS細胞(hiPSC)由来の2D・オルガノイド専門企業NEXEL(ネクセル)は11日、日本最大のCRO(医薬品開発業務受託機関)であるシミックホールディングスとiPS細胞に関するシンポジウムを開催したと発表した。今回のシンポジウムは、8月29日にシミックホールディングスと戦略的投資および事業提携契約を締結したことに伴うものだ。
業務提携契約により、シミックは日本市場でNEXELのhiPSC由来の各種事業を支援し、新薬の研究開発においてもNEXELとシミックが相互に協力していくことに合意した。また、iPS細胞技術について韓国内外でより深く議論する必要性を認識し、今後も、両社は共同シンポジウムを交互に開催することに合意した。
今回のシンポジウムは「iPS細胞:技術と治療の最前線」がテーマだ。研究者または研究開発企業関係者の専門知識習得と、研究開発能力の向上を目的に開催された。講演者として、京都大学iPS細胞研究所の江藤 浩之先生と藤田 みさお先生、英国グラスゴー大学のゴッドフリー・スミス教授、国立医薬品食品衛生研究所の諫田 泰成先生が登壇した。また、シミックの中村 和男代表とNEXELのハン・チュンソン代表も出席した。
両社は、hiPS細胞技術は日本だけでなく、世界中の研究者と協力して研究開発のグローバル化を進める必要があるという意見を共有した。シミックとNEXELはパートナーシップを強化し、hiPS細胞の技術革新に貢献する計画だ。
NEXELの関係者は、今回の事業提携契約により、「hiPSC研究に力を入れている日本で積極的に事業を展開することで、売上増加だけでなく、hiPSC由来の2D・オルガノイド技術力の持続的な発展を促進できるようになった。」と説明した。
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<画像=9月6日のシンポジウムに出席したNEXELのハン・チュンソン代表(左)、シミックの中村 和男代表(右)/写真提供=NEXEL>
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2023091116233597803
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