「SKIN1004」が海外進出を加速…インフルエンサーマーケティングにAIソリューションを導入
「SKIN1004」が海外進出を加速…インフルエンサーマーケティングにAIソリューションを導入
AI(人工知能)のレビューマーケティングソリューション「VREVIEW(ブイレビュー)」を運営している Indent Corporation(インデントコーポレーション)が、ビューティー企業Craver.(クレイバー)のスキンケアブランド「SKIN1004(スキン1004)」にマーケティングAIソリューションを供給する契約を締結したと7日明らかにした。
SKIN1004は、現在海外に輸出されている美容系中小ブランドの中で、Beauty of Joseon(朝鮮美人)、Anua(アヌア)、TIRTIR(ティルティル)と並ぶ、第3世代「Kビューティーブーム」の4大主役の一つとして評価されている。海外売上の割合が95%に迫っており、Craver.の上半期の売上は1,000億ウォン(約106億円)を突破した。
今回の契約に基づき、Indent Corporationの子会社であるJerry & Beanstalk(ジェリーと豆の木)が、AIのマーケティング自動化ソリューション「Spray IO(スプレーアイオー)」を提供する。SKIN1004は、ブランド資産とシナジーを最大化するため、インフルエンサーの選定から依頼・契約、コンテンツのアップロード、事後管理までを、AIで自動化する計画だ。
Spray IOは、インフルエンサーによるコンテンツ到達率やユーザーの反響率など、ソーシャルメディア内でコンテンツを拡散させるアルゴリズムを活用するのが特徴だ。AIによって、影響力が最も高いと予想されるブランドコンテンツを分類し、ブランドがマーケティングリソースを特定のコンテンツに集中できるようにサポートする。
世界60カ国以上の現地インフルエンサーを対象にしているため、英語圏以外でも、地域別の文化や感性に合わせたコンテンツで効果的に市場攻略を行い、ブランドのマーケティング効果を最大化できる。
Craver.の最高投資責任者(CIO)兼SKIN1004の総括クァク・インスン氏は、「海外進出の重要な要件である様々な国籍や文化に合ったマーケティングを効果的に行うため、AI技術を導入した。」とし、「下半期には顧客のオフライン体験拡充などを通じて、市場でのブランド価値をさらに強化する。」と述べた。
Indent Corporationのユン・テソク代表は、「限られた予算と人員で世界市場で活躍する中小ブランドに、実効性のあるAI技術を提供し、グローバル展開を支援していく。」と述べた。
原文:https://www.unicornfactory.co.kr/article/2024080715462042741
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