インタビュー

あなたの趣味をお届けします|「ホビー・イン・ザ・ボックス(하비인더박스)」チョ・ユジン代表

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名前だけを聞いてもなぜ存在するのか、どんなことをするのか推測できるスタートアップがある。今回紹介するこのスタートアップがそうだ。 「ワークライフバランス」が生活の重要な価値の一つと思われる以前から、趣味という存在が少し格別な意味を持つようになった。このような状況の中で、生活を豊かにする趣味を配達してくれるサービスが、まさに「ホビー・イン・ザ・ボックス(하비인더박스)」だ。なぜ作ったのか理解できると、これを作った人はどんな人なのか気になってくる。今回、女性創業者をインタビューするこのシリーズでお会いした方が「ホビー・イン・ザ・ボックス」チョ・ユジン代表だ。

 「ホビー・イン・ザ・ボックス」代表チョ・ユジン。 ホビー・イン・ザ・ボックスはチョ・ユジン一人から始まったが、最終的には皆を成長させるサービスになるだろう。 ホビー・イン・ザ・ボックスを作るチームメンバーも、商品を作成する作家も、お客様も。


プロフィール
チョ・ユジン、趣味配達サービス 「ホビー・イン・ザ・ボックス」の代表。  成均館大学衣装学科と経営学科複数専攻。大学内外で様々な経験をし、1年間社会人生活を送った後に創業した。ありがたいことに、平凡に暮らしていたが、「何かもっと」したいという自分のような平凡な人をターゲットにした。小さくてもかなり価値のある「新しい」サービスを目標に始めて、創業して3年が過ぎた今は、残る企業を作りたい。内部のチームメンバーも、チームメンバーの家族も、作家たちも、お客様も存続する企業になりたい。


 
1.「ホビー・イン・ザ・ボックス」、名前だけ聞いてもどのようなサービスなのか分かります。どのように始めましたか?
 
珍しいかもしれませんが(?)、大学生のときにチームプレイがある授業だけを選んで受けていました。みんなで、0を1に、10に、50にするのが楽しかったです。一緒に顔を合わせて作ること、ないことを目に見えるようにすること、この2つともが魅力的で、この両方を詰め込むことができる創業を考えるようになりました。アイテムもやっぱり面白いものから探そうと思っていましたが、学業、就職活動、職場生活で自分の人生が自分の人生のようでない忙しい若者たちの遊びがあまりにも限られていると思いましたし、バケットリストも宿題のようになっている彼らにどのように気軽に楽しんでもらうか、という考えを整理して「趣味」という言葉にたどり着きました。そうして趣味の配達を開始しました。

レザークラフト、カリグラフィ、水彩画、手作り石鹸、ウッドカービング…世界にはさまざまな体験がたくさんあるのに、私たちは時間的、経済的な余裕がありません。どこかへ行って学ばなくてもいいように専門家の説明で、あちこちで材料を調べなくてもいいように、1人分の材料で構成をして、すぐにできるようにしてみよう、ボックスに収めることができる体験を入れて配達してみようというサービスです。さらに、各分野の専門家たちは宝石のように隠れていますが、その方たちのスキルとその分野の楽しさをより多くの消費者に知ってもらうきっかけになりたいと考えております。


2. 「ホビー・イン・ザ・ボックス 」だけの特徴は何ですか?
 
週52時間勤務制やワークライフバランス文化などによって、好きなことや趣味への関心が高まり、ホビー・イン・ダ・ボックスも一緒に少しずつ大きくなりました。ホビー・イン・ザ・ボックス は、自分自身が何が好きなのか、何から手を付ければいいのかさえ悩んでいる人たちに、ちょっとした提案をすることができるサービスです。専門家自身が、整理してくれるという点、いつでもどこでも受け取ってすぐに楽しむことができるという点を好んでいただいており、一度試してみるのに負担のない価格帯と程よい量の材料も趣味ボックスの特徴です。いつもクリエイティブな子どもたちも、手作りの楽しみを忘れていた大人たちも楽しんでくださって嬉しいです。SNSに上がってくるレビューを見てほっこりするのが日々の楽しみです。

しかし、大小の同様のサービスがたくさんできています。趣味市場が大きくなって有望だという点では良いことですが、ホビー・イン・ザ・ボックス ならではの差別点をはっきりと魅力的に作らなければならないのが課題です。


3.「ホビー・イン・ザ・ボックス 」その次は何かありますか?
ホビー・イン・ザ・ボックス を初めて作る時のターゲットは、その当時の私の姿である「2030年代に会社員である女性」でしたが、数年後に結婚をして育児をするようになれば、理解してくださる幅が広がるのではないかという期待があります。まだ(結婚と子育てまで)行っていないのですが、別の次元の人生で、別の次元のサービスを提供することはできないだろうか、ワークライフバランスの概念が少し違う私にとっては、その時その時に合った、自分の人生と共に歩む事業を続けたいのです。

また趣味が贅沢なものではなく、日常に溶け込む込文化を作り、作家の皆様がより多くの消費者の方に会って、より大きな絵を描けるようになればと思います。皆さんをより健康にする企業になりたいです。配達できる世の中のすべての趣味は全部盛り込んで、「趣味」を探すとき、同時に「ホビー・イン・ザ・ボックス 」を思い浮かべてもらえるようになるのが目標です。


4.創業を考えている方々にアドバイスをしていただけますか?
 
急速に大きくなっているスタートアップ、あるいは成長したスタートアップで6ヶ月程度働いてみることをおすすめします。創業するつもりで臨めば本当にたくさんのことを学べます。全部を分かった上で、自分自身と合わないから適用しないということと、分からないのでは大きな違いですから。本をたくさん読んだり、メンターを設定したりして自分自身が理解するまで苦しめる事もいいでしょう。彼らは話をたくさん持っています。彼がした失敗をまたする必要はなく、たくさん学んだ後に、その上にまた自分だけの失敗を積み重ねていくのです。

私も過去3年間、多くのミスをしました。運営的な部分、人に対する部分、成長に対する部分で、ひと通りミスをしましたが、先輩方にたくさん聞いて学んで敗れて、失敗を思い出すために書いておいて、またその失敗をしない方法を身につけています。また辛い時は、小さな起承転結が数百回も繰り返され、大きな起承転結となる私だけの本を一冊書いているのだと考えると、気持ちが少し楽になりました。

10年前、私は大学生でしたが、衣装学科で学んでいるデザインツールや、経営学科で学んでいるマーケティングや会計、統計が思ったより実務的でかなり使われることになるので、試験のための勉強をするなと過去の私に教えてあげたいですね。 (結局また勉強したと…)


5.最後に、私たちのメディア名はbeSUCCESSです。代表が考える「成功」とは何ですか?
 
事業的には私たちのために家族とその周りに、大きくは社会と世界に肯定的な影響を与えることが成功だと思います。個人的には人生の最後を考えた時に、自分で自分をすごいと思えた時が成功だと思います。

最後にチョ・ユジン代表はこのように本格的な創業も初めてであり、代表という席も初めてだったが、至らない代表とともに荒野に置かれている会社を一緒に作ってくれたチームメンバーたちに本当にすごいと、ありがたいと伝えた。チョ・ユジン代表は結局はハッピーエンディングであると信じていると話した。その信じていることがホビー・イン・ザ・ボックス に込められていることを願う。 #ハッピーエンディング・イン・ザ・ボックス

 

写真提供:ホビー・イン・ザ・ボックス http://hobbyinthebox.co.kr/

原文:당신의 취미를 배달해드립니다. ‘하비인더박스’ 조유진 대표 - beSUCCESS

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記事を書いた人
beSUCCESS

beSUCCESS is a professional media company with a particular focus on startups and tech industry | beSUCCESSは、韓国内企業の海外進出を支援するメディア会社としてシリコンバレーを含む全世界テックトレンドとスタートアップニュース、起業家精神など韓国内スタートアップのインサイト拡大のために必要な海外発信情報を直説的、間接的に提供するだけではなく、韓国のスタートアップエコシステムとリリース情報などの主要ニュースを英文で世界各国に提供し、韓国スタートアップのグローバル成功を支援する「つながり」の役割をしています。

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