NAVER、2022年の第3四半期売上高は2兆573億ウォン、営業利益3,302億ウォン記録

NAVER（ネイバー）の2022年第4四半期の売上高は、2兆2,717億ウォン（約2,372億円）、営業利益3,365億ウォン（約351億円）、調整EBITDA 4,866億ウォン（約508億円）だった。

第4四半期の連結売上高は前年同期比17.8%、前四半期比10.4%増の2兆2,717億ウォン（約2,372億円）だった。第1四半期連結営業収益は、前年同期比23.1％増、前四半期比4.3％減少した1兆8,452億ウォン（約1938億円）を記録した。第4四半期の調整EBITDAは、前年同期比0.6%、前四半期比4.9%増の4,866億ウォン（約511億円）を記録した。

また、2022年の年間売上高は前年比20.6%増の8兆2,201億ウォン（約8,636億円）を記録した。年間調整EBITDAは、前年比5.8%減の1兆8,028億円（約1,894億円）である。2022年の当期純利益は、2021年第1四半期にLINEとZホールディングスの経営統合により、AホールディングスおよびLINE共同保有投資株式の公正価値15.0兆ウォン（約1兆5,760億円）が、現金流出を伴わない会計上の利益が反映された影響で、前年比96%減の6,640億ウォン（約698億円）を記録した。

第4四半期事業部門別売上高は、サーチプラットフォーム9,164億ウォン（約963億円）、コマース4,868億ウォン（約511億円）、フィンテック3,199億ウォン（約336億円）、コンテンツ4,375億ウォン（約460億円）、クラウド1,111億ウォン（約117億円）だ。

サーチプラットフォームは、マクロ環境の緊縮などの影響の中、前年同期比2.3%、前四半期比2.3%成長した9,164億ウォン（約963億円）を記録した。2022年年間基準では、前年比7.9%成長した3兆5,680億ウォン（約3,749億円）を記録し、NAVERは今年、検索およびディスプレイ新商品リリースなどにより、売上成長を模索していく方針だ。

コマースは、ブランドストア、旅行/予約、KREAMなどのバーティカルサービスの高成長と、年末のピークシーズン効果などにより、前年同期比18.3%、前四半期比6.2%増の4,868億ウォン（約511億円）を記録した。2022年年間基準でコマース部門は、前年比21.0%増の1兆8,011億ウォン（約1,892億円）の売上高を記録した。一方、第4四半期基準のコマース部門全体の取引額は、前年同期比13.7%増の11.2兆ウォン（約1兆1,767億円）を記録した。

フィンテックは、新規決済先との連動、予約決済の増加などに支えられ、前年同期比8.4%、前四半期比8.0%の成長を記録した3,199億ウォン（約336億円）を記録した。2022年年間基準でフィンテック部門は、前年比21.2%成長した1兆1,866億ウォン（約1,247億円）の売上を記録した。一方、第4四半期のNAVER PAY決済額は、前年同期比21.0%、前四半期比5.8%成長した13.2兆ウォン（約1兆3,869億円）だ。

コンテンツは、日本の統合有料ユーザーが前年同期比25%増加するなど、安定したグローバル成長に支えられ、前年同期比100.1%増、前四半期比40.3%増の4,375億ウォン（約460億円）を記録した。2022年の年間基準で、コンテンツ部門は前年比91.3%増の1兆2,615億ウォン（約1,325億円）の売上を記録した。

クラウドなどは、前年同期比3.9%、前四半期比17.1%成長した1,111億ウォン（約117億円）を記録した。2022年年間基準では、前年比5.3%成長した4,029億ウォン（約423億円）を記録し、NAVERはAIとB2B事業組織をNAVER Cloudに統合し、ハイパースケールAI基盤の競争優位性を確保し、エンタープライズ・金融などで市場を拡大していく方針だ。

NAVERのチェ・スヨン代表は「2022年はグローバル企業として、より大きな飛躍のための投資と成長のための内実を固めた一年だった」とし、「既存事業の安定的な成長と新たな市場開拓を通じて成長傾向を維持し、利用者が最も好むプラットフォームになるために努力する」と述べた。

原文：https://platum.kr/archives/201733