「第3回スケールアップ・TIPS」運営会社に4つのコンソーシアムを選定

中小ベンチャー企業部が、スケールアップ（Scale Up）TIPS 3期の運営会社として、4つのコンソーシアムを最終選定した。

スケールアップTIPSは、急変する中小企業現場の技術トレンドと市場需要変化に対応するために国政課題として推進中の民間主導方式の技術革新政策手段だ。

民間運営会社(VC+研究開発専門会社コンソーシアム)がスケールアップ段階の有望中小ベンチャーを発掘し、先に投資すれば、政府が後でマッチングして持分投資とR&Dを並行支援する。

これまで中小ベンチャー企業部は運営会社を1期 5社(21.11月)、2期 5社(22.8月)など2回にわたって選定し、今回の3期選定に4社が追加され累積14社に拡大した。これを通じてディープテック分野の技術集約型有望中小ベンチャー発掘とスケールアップ支援に弾みがつくものと予想される。

中小ベンチャー企業部は10月7日、運営会社募集公告を経て受け付けられたコンソーシアムを対象に書面評価、現場実態調査、対面評価3段階の検証を通じてベンチャーキャピタル(VC)の投資力量と発掘識見、研究開発専門会社のR&Dおよび事業化支援力量などを段階的に評価した。

特にコンソーシアム内の研究開発専門会社とベンチャーキャピタル間の有機的協業力量、高危険·高性能とプロジェクト遂行能力、地方所在企業支援力量、グローバル進出支援力量などを主要に審議した。

今回の3期運営会社コンソーシアムは、素材·部品·装備分野特化VC、地域基盤投資会社、技術評価専門機関など技術事業化分野に特色があるところを選定した。

まず、高危険·高成長投資に集中しているBSK Investmentは初期専門VCであるEAST GATE PARTNERS、技術事業化/海外進出に特化したSUNYOUNG PARTNERS、IP事業化に特化した韓国発明振興会、技術開発全周期支援ソリューションを提供する韓国電子技術研究院と共に有望企業を発掘·育成する計画だ。

また、SK証券は中小企業専門の金融投資会社に指定されており、テクノロジー投資に特化した資産運用会社としてTINVESTMENTとの相乗効果を生み出す予定だ。R&D事業企画、技術評価、技術事業化にそれぞれ強みがあるHonesty&Passion Iartners、NICE評価情報、延世大学校技術持株とスケールアップを支援していく予定だ。

合わせて、素材·部品·装備投資専門性とネットワークを保有したTime Works InvestmentとHi Investment Partnersは長期間の共同投資およびファンド運用経験を土台にパートナーシップ発揮が期待され、豊富な企業成長戦略コンサルティングノウハウを持つNEOReserchとテックファーム発掘と全周期スケールアップを支援する計画だ。

Platinum Technology InvestmentとubiQuoss Investmentは製造/ハードウェアに特化して特許法人支援、釜山連合技術持株、韓国機械研究院とディープテック企業のユニコーンに成長を支援する予定だ。

イ·ヨン長官は「今回選ばれた運営会社は素材·部品·装備、地域投資などに特化したVCが多数布陣している」として「投資市場萎縮で特に困難に陥っている地方で素材および部品を製造する根企業などに投資機会を提供してくれると期待する」と述べた。

中小ベンチャー企業部はスケールアップTIPSの1年間の経験、成果を共有拡散するために21~22日にかけて運営会社/支援企業が参加するネットワーキング行事(3期運営会社協約式含む)を進行した。これまでスケールアップTIPSは2021年12月から運営会社投資を通じて46社を選定し、持分投資とR&Dを合わせて451億ウォン（約45億円）を支援した。その後、支援を受けた企業がKOSDAQに上場するなど、成果も次第に現れている。

ネットワーキング行事は運営会社(14社)と選定企業(37社)が集まって技術開発方向、投資ノウハウ、専門分野経験など運営事例を共有する場として用意され、3期運営会社も計画発表を通じてリーグに本格合流した。また、韓国内外の技術事業化、産学研協力専門家会議/講演、スケールアップTIPS活性化のための懸案も議論した。

特にこの日参加した支援企業株式会社 ENJETは半導体、ディスプレイに活用されるナノプリンティング工程技術を開発するところで、11月KOSDAQに上場された経緯がある。 IVWorks（アイブイワークス）は半導体の核心素材を開発する企業で、米国、EU、台湾、イスラエルなどグローバル半導体企業と協業しており、来年下半期KOSDAQ上場を準備している。は、The Carbon Studioはエネルギー貯蔵デバイスに活用される炭素ナノ素材開発企業で、モビリティおよび発電用市場のパラダイムを急速に転換させるものと期待される。

中小ベンチャー企業部はこの日の行事で出てきた現場意見を土台にスケールアップTIPS活性化のために拠点空間および産学研協力拡大、高危険·高成果プロジェクト(ジレンマチャレンジプロジェクト)、大·中堅企業と連係協業プラットフォーム運営などを2023年に重点推進していく予定だ。

トップキャプチャー：3期運営会社選定結果

原文：스케일업 팁스 3기 운영사에 4개 컨소시엄 선정 – 스타트업 스토리 플랫폼 '플래텀(Platum)'