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「エンターテック」knowmerce、KOSDAQ上場予備審査承認...総合エンターソリューションのポジション強化

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「エンターテック」knowmerce、KOSDAQ上場予備審査承認...総合エンターソリューションのポジション強化

総合アーティストIPプラットフォームのWonderwall(ワンダーウォール)とfromm(フロム)を運営しているエンターテック企業knowmerce(ノーマース)が8日、韓国取引所にKOSDAQ(コスダック)市場上場のための予備審査の承認を受けた。

knowmerceは今年5月30日に上場予備審査の申請書を韓国取引所に提出してから3ヶ月足らずでの審査承認となった。これは、2019年の設立から昨年まで年平均948%の高い売上成長率を記録するなど、knowmerceの事業成果とビジネスモデルが高く評価されたためとみられる。

knowmerceは、エンターテインメント産業にIT技術を取り入れ、アーティストIPを基盤に差別化したエンタービジネスを提供している企業だ。設立当初「Wonderwall」を立ち上げた後、アーティストとファンをつなぐコンテンツ、コマース、公演に続き、ファンダムプラットフォーム「fromm(フロム)」でサービスを拡大。アーティストとファンをつなぐ新規サービスを持続的に生み出し、総合エンターソリューションになりつつある。

knowmerceと協業するアーティストは「One IP(ワンアイピー)-Multi Service(マルチサービス)」方式で一つ以上の様々なエンターサービスをknowmerceと展開している。これを利用するファンダムも、そのアーティストのサービスをすべてknowmerceを通じて何度も体験できるメリットがあり、ユーザーを取り込む「lock-in effect(ロックイン効果)」も最大化している。

knowmerceは設立当初から現在に至るまで、アーティストとファンが望む様々なエンターテイメントサービスを立ち上げ、堅固なアーティストネットワークとユーザーを確保してきた。まず、Wonderwallクラスを通じて様々なミュージシャン、俳優、クリエイティブアーティストのノウハウと哲学を伝えるコンテンツを発表。アーティストのMDとブランドを直接企画・制作して自社ショッピングモールで販売し、物流、流通まで担当している。また、アーティストがファンと直接出会う公演やファンイベントを単独で公演、大規模ミュージックフェスティバル、グローバルツアーなどの形で韓国のほか、アジア、北米、欧州など世界市場で活発に行っている。

最近では「fromm」を通じてアーティストとファンが1:1で対話するメッセージ、ファンダムに差別化した特典を提供するメンバーシップ、コミュニティ方式でアーティストはもちろん、ファン同士も自由にコミュニケーションできるチャンネルサービスを提供中だ。また、既存のコンテンツ、コマース、公演などのサービスと新規サービスまで統合提供し、frommのアプリ一つで便利に利用することができる。

knowmerceはスーパージュニアのD&E(D&E)、BTOB(ビートゥービー)、ATEEZ(エイティーズ)、SHINee(シャイニー)のオンユ、テミン、チャ・ウヌ、キム・ヘユンなど400人以上のアーティストとコラボレーションしており、コラボレーションアーティストの数はもちろん、ジャンルもミュージシャンや俳優、クリエイターなど幅広く拡大している。彼らと一つ以上のサービスでシナジーを生み出すバリューチェーンを強化し、昨年、約423億ウォン(約45億4,800万円)の売上を記録した。

knowmerceのキム・ヨンジュン代表は「より厳格化した上場審査過程を無事に通過し、上場予備審査の承認を受けることができた」とし、「今回のIPOを通じて、knowmerceは韓国内外のアーティストとグローバルファンダムを持続的に集客し、アーティストとファンが出会うすべての経験をより便利で多彩に提供する総合エンターソリューションとして独歩的な地位を強化するため努力していく」と話した。



原文:https://platum.kr/archives/232527


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