元ネイバー出身創業者が開発する自動運転技術:自動運転スタートアップ「42dot」|月間スタートアップレシピ
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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車両・モビリティ分野
未来モビリティ技術の核心分野である自律走行技術保有スタートアップに投資会社のラブコールが注がれている。モビリティ産業は金融、エンターテイメントなど日常生活と密接な多様な領域に拡張できるという点で企業や金融圏でも戦略的投資に乗り出している。
42dot(フォーティートゥ・ドット)
自律走行技術企業の42dotが去る7には300億ウォン(約28億円)、8月には250億(約23億円)に誘致した金額を含め、11月1,040億ウォン(約98億円)規模のシリーズAを完了した。金融会社、大企業などが今後協力のための戦略的投資会社に乗り出して国内スタートアップの中でシリーズAで最も多い金額を誘致した企業となった。42dotは2019年、NAVER LABS代表で、ネイバー(NAVER)のCTO出身のソン・チャンヒョン代表が設立した企業だ。42dotは、モビリティ統合プラットフォームユーモス(UMOS)を通じて自律走行車、ドローン、配達ロボットなど多様な未来移動手段を統合し、モビリティサービスすべての過程を扱うTaaS(Transportation-as-a-Service)を追求する。自律走行レベル4の技術力を保有しており、セジョン(世宗)、サンアム(上岩)、パンギョ(板橋)などでロボタクシーと受付応答型サービス、自律走行シャトルサービスをデモ中だ。今回の投資誘致で、42dotは未来モビリティ産業革新を成し遂げるため、拍車をかける予定だ。
42dot投資誘致の現状
- 企業情報:42dot(フォーティートゥ・ドット)
2019年に設立された、自動運転技術を開発する「42dot」。ネイバー(NAVER)出身のソン・チャンヒョン氏が創業者である。シリーズAでは、韓国最大規模の1,040億ウォン(約99億円)の資金を調達し、2021年12月に自動運転タクシーの運用をソウル市内で開始した。
特徴は、aTaaS(autonomousTransportation-as-a-Service)を目指しているという点である。自動運転交通サービスという意味であるが、交通手段を自動運転化するということである。また、現在、自動運転用ソフトウェアハードウェアキットなどを開発中で、2023年の商用化を目指している。
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