チェ·ヒョクチェ「11年間失敗する法」リュ·ジュンヒ「私たちは皆共犯」COME UP 2022
チェ·ヒョクチェ「11年間失敗する法」リュ·ジュンヒ「私たちは皆共犯」COME UP 2022
「動画はあまり見ないんです。YouTubeは見ません。テレビも見ませんし。理由ですか?同じ時間比で得られる情報量がテキストの方がビデオよりも多いためです」cash note(キャッシュノート)のキム・ドンホ代表の話です。テキストの利点は、経済性です。テキストは、動画よりも迅速かつ効率的に必要な情報をキャッチして把握できます。テキストの経済性を利用し、それを読者に広めること。ちょい事情通の記者の心意気です。
COMEUP(カムアップ)2022イベントはDDP(東大門(トンデムン)デザインプラザ)で開催されています。YouTubeでもライブ配信を視聴でき、現場に行ったことのある方も多いでしょう。ただし、すべてのセッションを見ることはできません。9日と10日に行われた多くの講演やスピーチの中で、ちょい事情通の記者が読者と共有したい会話を抜粋しました。面白いと感じれば、COMEUPのYouTubeチャンネルに行けば、フル映像を見ることができます。ちょい事情通の記者式のCOMEUPの楽しみ方を始めます。
📌 SpoonRadio(スプーンラジオ)のチェ・ヒョクジェ代表の「11年間失敗する方法」
「11年前に創業しました。Androidのバッテリーが取り外し可能になった当時、事前に充電しておいたバッテリーをシェアするサービスがありました。しかし、2015年以降、スマートフォンはほとんど一体型で発売されています。最初のビジネスは失敗しました。10人ほどの会社が廃業寸前にまでなりました。廃業するかどうしようか迷い、あと1年だけやろう、と。
その時に始めたのがSpoonRadio(スプーンラジオ)でした。SpoonRadioも初期にいくつか失敗し、2016年に劇的な売り上げで成長しました。しかし、昨年初めのクラブハウスの流行により、厳しい競争状況に陥りました。昨年末、資金調達の低迷と資金の流れのねじれにより、同社は再び廃業の危機に瀕します。昨年、200人以上の人員のうち、40%以上をクビにしなくてはなりませんでした。今年は軌道に戻るために懸命に取り組んでいます。」
📌 「当社のメンバー達は嫌がるのですが、私は朝、戦場に行く軍師の気持ちで会社に出勤すると話しています。戦争映画や時代劇では、軍師は鎧を着て戦争に行きます。奥さんは「生きて戻ってきて」と言って。そんな気持ちで仕事に臨んでいます。昔はナイフや銃で戦っていましたが、今は才能や、さまざまなビジネスを構築して戦います。戦争とかなり似ていると思い、戦地に向かう軍師の気持ちで仕事をしています。ここにも、それぞれのビジネスカテゴリーで一つのチーム、一つの部隊を率いる軍師の役割を務める創業者の方々がいらっしゃると思います。戦争映画では、豪気に戦争に行き、そして死にます。
COMEUPイベントだけではなく、こういうスタートアップイベントに来られてから1~2年経つと半分、そして残りの半分の半分、そのように会社が消えるんです。 皆「自分は違う」と考えて創業しますが、実際韓国のみでなく海外の色々な統計を見ると95%以上のスタートアップが3年以内に消えています。この現実を否定した瞬間、本当に苦労するでしょうし、私もやはりうちの会社だけは違うだろう、とその現実を否定して受け入れませんでした。今はいつでも失敗する可能性はあり、いつでもダメになる可能性はあると考えています。」
「戦場で軍師が生き残る方法です。正答ではないと思いますが、生き残った軍師、つまり生き残ったスタートアップの創業家には、謙虚だという共通点があります。謙虚さが会話にこもっています。賢いスタートアップの創業者は非常にたくさんいます。良い学閥、もしくは良い会社での凄いキャリアを持ち、創業シーンに飛び込みます。しかし、大海ですよね。自分が働いていた会社のようなサポート部門も、人材も、資金もありません。生き残るには、事前に経験した創業者や投資家のフィードバックを忌憚なく受け入れ、謙虚な姿勢で仕事をする、そうした起業家が実際に成功し、成長していると思います」
「尊敬する創業家の中に、Woowa Brothers(配達の民族)のキム・ボンジン代表やToss(トス)のイ・スンゴン代表がいるのですが、私的な席や集まりで話してみると、本当に謙虚なんです。年が経つ中で、会うたびに、この方はまた成長したんだなというのが会話から感じられます。しかし、失敗したり倒産した会社の代表に会ってみると、今年の今日会っても来年に会う時も同じ話をして同じ考え方のみを持っています。その会社はなくなりました。過去10年間、非常に多くの企業を見てきて、SpoonRadioも、謙虚になるようにかなり努力しています。それが習慣になったことは、生き残るのに役立ったと思います。」
📌 「映画『ひまわり』の有名なセリフです。『強い人が生き残るのではなく、生き残った人が強い人なのだ。』生存と成長が共存し、生存しながら成長するのが一番良いケースですが、実際には、私もそうですし、周りの多くのスタートアップを見ても、その2つが一度に来ることはありません。
特に最初の頃は毎月会社存続の危機に耐えなければならず、投資を受けると投資家の期待に応えるために急速度で迅速に成長しなければなりませんが、その2つで下手を打つとことをすると底に落ちてしまう可能性のある状況です。すべての企業が経験する状況です。生存または成長、どちらが重要でしょうか。今の外部環境を見ると、生存がより重要という風に市場の環境が変わっているため、生存のため、色々なことを悩んだ末に実行しなければならない時期が来たと思います」
📌 「現在、投資市場は少し縮小していますが、それでも記事があふれています。どの企業がどれだけの投資を受けたか、企業価値はどれくらいか、1,000億(約106億円)か、5,000億(約531億円)か。しかし、会社の将来価値判断に基づいた価格であり、実際の価値ではありません。それを現在の価値と勘違いする人は多く、企業の価値が1000億(約106億円)を超えると創業者は金持ちになると思われています。私は給料を6年間凍結しています。サラリーマンだった時よりも、給料が安いです。同じような状況にある代表は非常に多いです。
会社への投資であり、代表個人の資産の増加ではありません。実際、シリーズBの投資を受けた後、お金を貸してほしいという電話がたくさんありましたが、それはこの誤解のためです。生き残った少数の企業はシリーズA、B、Cを通じて成長しますが、対岸には、失敗または畳む企業がたくさんあります。厳しいプロセスであり、本当の戦いであり、戦争です。実のところ、私は自殺という不幸な選択をされた代表を多く見てきました。創業して失敗するという精神的・経済的な痛みは、人が耐えられるものではありません」
📌 「週に一度のペースで、廃業を悩んだり、リストラの準備をしている代表たちと会っています。ニュースに出てくるあのスタートアップのリストラ、あの廃業、そうした苦悩の代表たちに実際に対面しています。本当に現実が容易ではなく、生存のための果敢な決定や実行をしなければならない時が来たという話を交わしています。SpoonRadioにはかなりの数のアメリカの投資家がいますが、ガイドラインが下ってきています。少なくとも18から24か月は堪えられるキャッシュフロー構造を作成し、必要に応じてリストラも行なわなければならず、ビジネスを縮小するなどして、存続に向けて備えろ、という内容でした。
年初めに、ある投資家が為替レートが1400ウォン(約150円)まで上がると言ったとき、私はそれを信じませんでした。1400ウォン(150円)になるのを見たとき、かなり信頼度が上がったのですが、今その方は1600ウォン(約170円)になると話しています。SpoonRadioは海外資金も多く、資金の使い方も考えなければなりません。生き残るために時間を稼げばまた成長できるでしょうが、生き残れなければ成長のチャンスすら来ないため、この順序を少し考えなくてはならない時期だと思います」
「SpoonRadioは今、停滞から少し抜け出したのみです。昨年と2年前は非常に停滞していました。原因は何か、1つ目の理由は、代表が変化していないことだと考えました。私が絶対妥協しません。ちょっと変えてみようか、他の方法で考えてみようか、考えの枠を破っていく中で、会社が停滞から抜け出すことができました。会社が停滞しているなら、代表の私から変わらなくてはならないのではないか、と考えたのです。しかし、私も非常に頑固であり、他の代表も非常に頑固です。
こだわりがあるからこそ創業したのですが、それでも、自分の会社が、「サービスが伸びていない」となったら、そのこだわりを諦めて変えようとすべきではないでしょうか。先ほどもお話ししたように、成長していないスタートアップの代表に会うと、去年も今年も同じです。思考の枠組みと会話のテーマに変化がないのです。ずっと同じです。代表が多くのものを手放すには、謙虚でなければなりません。」
📌 「人の精神状態や意思決定構造は30歳を過ぎたら、変わらないと言われています。自分だけの人生観や価値観が確固となり、誰が何と言おうと変わりません。過剰な表現ではありますが、人は修理できるものではない、という言葉はだからこそ言われるのかもしれません。変わるのが簡単であれば、誰もがユニコーンになり、誰もが収益を上げてサービスを成長させたはずです。しかし、それは難しく、誰でもはできません。個人的なコーチングを受けているのですが、その方は「あなたの変化を認めてもらうには、周りの同僚の言うことを聞け」とアドバイスしてくれます。初期からのリーダーシップチームのメンバーから「変わった」と言われるために本当にできる限りのことをしました。変わったことを人に認めてもらってこそ、本当に変わったということですが、実際にやってみると本当に大変でした。」
「うまくいっている企業に共通しているライフサイクルを見ると、初期は代表が強く率いています。週100~120時間働きながら、代表の人脈で、何もない会社で一緒にやってみようと意気投合して桃園の誓いを立て、ビジネスを始めます。10人、20人になると、投資と呼ばれるものを手に入れ、お金が入ってきて、人材を募集し始めます。多額の資金をもらった後、最初のメンバーは全員がジェネラリストだったことに気づきます。本当に専門家が必要な時が来ます。スペシャリスト達が必要な時がくるのです。本当に先鋭的で、少なくとも10年の経験があり、名前を知られるような成果を出した人々が必要になる時が来ます。スタートアップの成長には欠かせない人材だと思います。
SpoonRadioには、私とは別に、各カテゴリーで私よりも優れた6人の経営陣がいます。会社を助け、貢献するために、私より賢い人を雇う必要があります。しかし、それを認識していつつも行わない代表がいます。自分が会社で最も賢く、最高であり、このビジネスを最もよく知っている、という。それをしていいのは、10人、20人の時までだと思います。企業が投資を受け始めたとき、自分よりも優れた人材をいかに企業に呼び込むかが、企業の存続と成長を左右するのです。」
📌 「スタートアップの成功確率は1%未満です。企業の99%は失敗し、成功した1%の企業は99%と同じように99回の失敗に直面しています。通じそうに思った仮説が、実際にやってみたらうまくいかない状況は失敗です。それで小さく速く失敗しろ、という言葉があるのではないでしょうか。失敗を成長のプロセスとして受け入れ、失敗しても自己不信に陥らないようにしてほしいと思います。しかし、失敗したとき周りから後ろ指をさされることは、どうしようもありません。
韓国社会はまだ失敗を許しません。なぜ会社に勤め続けず起業したのかと聞かれる方も多いと思いますが、そこはただ無視して「失敗すればするほど成功の確率が高くなる」とポジティブにアプローチされる方が良いでしょう。私だけがそうなのではなく、すべての創業者は、成長して成功するために失敗しなければならないのです。」
📌リュ・チョンヒ、FuturePlay(フューチャープレイ)代表「私たちは皆共犯者」
📌 「人生、そして人類の進化は、とても過酷なものだが、何かを達成した。もう、私たちは最後まで来た。そう感じるとき、また振り出しに戻っています。なぜそうかと考えると、スタートアップは急成長する組織であり、イノベーションを起こす組織と言われますが、イノベーションとは何でしょうか。イノベーションとは何か。現状を否定することですよね。
「今、これが既定事実だよ、私が生まれた時からこのような形だった、資本主義は、民主主義は、人類の人生というのは元々このようなものだ」について「私は違うと思うけど?私は別の方法でデザインできる」と否定することから始まります。10年前、スタートアップエコシステムはその否定から始まりました。何もなかったからです。誰もが何でもできる時代でした。でも現在は、さっきも言ったように、10年前に大きくなったスタートアップが今や権力を持っているため、昔のWoowa Brothers(配達の民族)のようにTossのように、Karrot(Danggeun Market)のように、始めないとダメになっていまうのです。
そして、十分に準備ができていない人がスタートアップをできるでしょうか?今、スタートアップを起業している人たちを見ると、
「私は何も持っていませんが、本物の怖いもの知らずとして挑戦します!」 こんな人たちには多くの人は関心を寄せません。ネカラブベ(Naver(ネイバー)、Kakao(カカオ)、LINE(ライン)、Coupang(クーパン)、Woowa Brothers(配達の民族))のチーム長クラスの人たちが辞めて創業しているのです。お金は安定した所に向っていかざるをえません。しかし、これが繰り返されるとどういう現象が起きるでしょうか?イノベーションが少なくなります。
Woowa Brothersが生まれた、ならばWoowa Brothersと同じくらいのイノベーションを起こせる会社がまた生まれるはずですが、皮肉なことにWoowa Brothersがその地位を占めているため、Woowa Brothersしか出てこないのです。これを繰り返すとイノベーションが減り、イノベーションが減るとイノベーションが生み出す付加価値も減るため、エコシステムが完全に崩壊する時が来ます。今がその時だと思います。」
実のところ、これをほう助と見ることもできますし、共に進化したと見ることもできますが、資本市場においては、本当にこれがイノベーションなのか、ということについて悩むことはありませんでした。スタートアップ資本市場にいる人たちが考えるべき問題だと思います。誰か1人のミスだとは思いません。自然なことだと考えることも出来ます。
ある会社の価値について、ユニコーンであり、1兆(約1000億円)であると言うとき、その1兆(約1000億円)の価値は客観的で明確なものではありません。ただ時価が1兆(約1000億円)だという話です。ヒラメの刺身を食べに行く時、ヒラメがあまり採れないと、1匹で100万ウォン(約10.6万円)になることもあり、大漁であれば1万ウォン(約1000円)になることもありますよね。
10年前には、心の中に「ああ、私は1兆ドル(約1000億円)規模の会社だ」というのは、ありませんでした。ただ「私はこれをやりたい。私はこれをやるのがすごく楽しい。 これをして人々が楽しんでいるのを見たい」と言って始めた人たちがさっき言った、その10年の過程を経て、今は「うちの会社が8千億(約800億円)か9千億(約900億円)か1兆(約1000億円)か」によりこだわり始めました。現在は再び人々の中で、本質的な価値はいくらなのか、ということについて、悩みが起きる時期です。
📌 テヨンさんの質問:2010年代のスタートアップトップ3は何ですか?
「まず、Coupangを選ばなくてはなりません。同社の国籍については論争がありますが、韓国市場をベースに完全に0からスタートアップ手法で成長し、ニューヨーク証券取引所に上場し、グローバルエコシステムと韓国をつなぐというケースを生み出したことは、非常に異なるゲームを作ったと思います。ですから、Coupangのケースは、私たちが多く考える必要があると思います。
それからSpoonRadioを選びたいです。なぜかというと、SpoonRadioは本当に古い会社なのです。取り外し可能バッテリーがあった時、そのバッテリーをデリバリーすることから始め、10年で韓国スタートアップが生き残ることについて定石を示した、そうした会社に思えます。生存の象徴の1つとしてSpoonRadioを選びたいです。
3つ目はSEOUL ROBOTICS(ソウルロボティクス)です。 韓国のスタートアップエコシステムがグローバル化されていないという話は沢山してきました。SEOUL ROBOTICSは、本当に世界中にいる青年たちがオンラインで出会って、創業をしており、ただ韓国のソウルでビジネスを始めると良さそう、ということで会社が創業されたため、会社の公用語として
英語を使い、顧客はBMWなのです。世界の舞台で気軽にプレイしており、それを可能にしているのはテクノロジーです。世界最高の(自律走行)テクノロジーを持っているためです。
📌 この10年間、韓国だけでなく全世界のIT業界、スタートアップ業界を支配してきた哲学は 「私たちがより良い技術を作ってより良いプラットフォームを作れば人類が幸せになる」という仮説だったのです。
皮肉なことに、私たちは何も変えられませんでした。重要なのは、本質的に私たちが変えることができるものは何もないことを受け入れることだと思います。もちろん、私たちは何かを変えることはできますが、それぞれの人生や欲望に苦しみ続け、悩み続けていますよね。これらのことはどのシステムでも解決できないということ、この10年間で私たちはそれを学んだと思います。
たとえば、Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)を最初に作成した人々の、「これを使って私たちは光速でコミュニケーションを取り、交流することができる」という考えで作られました。ところが、そこは今や嫌悪のメッセージがあふれ、自分と同じ考えを持つ人々の文だけを探して読む乱闘場となっています。イーロンマスクが最近何をしたか考えてみてください。例えば、「自宅でも出前で食べ物を食べることができ、商品配達を一日で受け取ることができるできるなんて便利な世界だ!」と思いますが、そこにはギグエコノミーのとても難しい、私たちが耐えなければならない物理的システムが生まれています。 AIが出てきて、最終的には私たちをだまして少しでも多く物を買うようにさせる、そうした方向に進化しています。
ブロックチェーンが出ましたよね?テクノロジーは脱中央化されました。では、テクノロジーが脱中央化されると、世界が脱中央化され、民主主義社会がやってくるのか。そうではありません。人間の欲望は脱中央化されません。人間の欲望は中和されています。 私が人よりもっとお金を稼がなければならず、よく食べて豊かに暮らさなければならず、金持ちになりたいのですから、そうした素晴らしい技術を活用して利己的な行動をしようとするのはとても自然なことです。それで結局、私たちは何を見ているのでしょうか?
戦争が起き、全世界的に非常に強力な政府たちが権力を握り、経済については顧みない状態になり、アメリカでさえ利己的にドルを解放しています。実のところ、背後にははるかに大きな危機があります。環境危機。現在自分がプラスチック製のストローを使う方が有利であるためです。ESGスタートアップへの投資はこれを解決するでしょうか?全くそんなことはありません。すべては本質的に人間の利己心、または人類はまだ成長できていないということへの自覚を失った結果だと思いますが、冷静に判断すれば、私もその共犯者の一人であり、スタートアップもこの事態に加担しています。
今、この非常にめちゃくちゃな状況を直視しなければ、今後10年間、スタートアップが何をすべきか、皆さんがどんなアイテムで創業すべきか、どのように成長すべきかさえ定義しにくいということです。昔のように、1年で10倍に成長します。企業価値1兆(約1000億円)にします。それに
人類の生活における価値はあるでしょうか?過去の時代は終わりました。つまり、なんと言いましょうか、オリンピックで金メダルを獲得すると表彰されるように、金メダルを貰えそうな、数字をより多く積み上げれば
付加価値が高くなる時代は、今や終わったのではないか、ですから、非常に大きなパラダイムシフトだと考えています。
私たちが胸に手を当て、考えなければならないのは、私たちが何の上に立っているのかということです。非常に大きな現金流動性、とてつもないお金の宴の上におり、スマートフォンというあるプラットフォームの革命の上にいたのです。多くのものの上にいたため、アプリケーションを1つ作ることや、テクノロジーを1つ作ることで、莫大な付加価値を生み出したのか、よく見えていませんでした。ただ私たちの会社は1兆(約1000億円)か2兆(約2000億円)か、それだけに焦点を合わせていたのです。しかし今、それはすべてスタート地点に戻り、「あなたが本当に人類にした貢献は何か?金銭的価値ではなく、人々の幸せに総合的にどれだけ貢献したか」を堂々と話すことができるようになり、私は人の生き方を変えるために仕事をするのだと、
信じています。そう言える人だけが生き残るでしょう。私はここにお金を稼ぐために来ました、そう言う人はしばらくの間生き残るのに苦労する時代が続くのは避けられないでしょう。なぜなら、期待しているであろうお金の価値は下がるでしょうから。」
📌中小ベンチャー企業部イ・ヨン長官「年末に50兆ウォン(約5.3兆円)の財政支援政策を発表」
「中小ベンチャー企業部が規制を改革するために何をしたかというと、先ほど申し上げたネガティブ規制が必要だと10年以上話をして、立法化も行い、多くのことを試みました。しかし、ペースが非常に遅かったため、3年前から規制自由特区と呼ばれるものを作成しました。今年までで23個になります。私たちは国の特定の土地を23個に分けました。この中で行われているすべての実験、すべてのテストは、たとえ合法でなくても、すべて可能、そうした風に開かれています。
一例として、非対面医療は未だ違法であることは知っていますよね?信じられませんよね。そのため、江原道(カンウォンド)に行けば、非対面医療に関することを何でも行うことができます。しかし、3年が経ち、4年目を迎え、会議に行き(非対面型医療のスタートアップから)何を聞いたかというと、
「長官、私たちテストは終わりました。製品はすべて完成しています。しかし韓国で売ろうすると、違法だといいます。ですから、幸い、外国に合法な国があるので売りに行ったのですが、認証もありませんし、すべての実証データが記載された文書の最後に中小企業大臣の印はありますが、保健福祉部の長官の印がなければ、非対面医療機器の販売はできません。
📌だから私はすぐにそれを修正しました。現在、施行令を修正しています。今後、中小ベンチャー企業部長官が印鑑を押す際、そこに保健福祉部長官が必要ならば一緒に押さなければならず、国土交通部関連のモビリティなら国土交通部長官は押さなければなりません。とりあえず韓国内リファレンスがなくとも、海外に出て売ることができるようにする措置をすぐに実行したのです。規制を果敢に緩和し続けます。韓国内での改善だけではなく、海外でまずドアを開くことができるものと力を合わせて開き、そのリファレンスを持って国内規制改革の速度を速めます。 「規制の追い込み」という名の関係を作り、長官たちのミーティングを繰り返し行い続けるつもりです」
「ベンチャーファンドには8.3兆(約8800億円)の資金があります。ですから、お金の大きさの問題ではなく、現在縮小しているのです。 そのため、不確実性が解消されるまで投資しない傾向があり、それはどうすることもできません。資金がスタートアップに届く多様な要因集とインセンティブを先週発表しました
📌2つ目は、韓国の投資市場が政府主導のファンド・オブ・ファンズ中心であったことです。これを民間のファンド・オブ・ファンズで一緒に、双方から推進し始めており、すでに昨年、民間ファンドがすべてのベンチャーファンドの30%以上を占めました。12月にCVC法が可決されたことで、今年の初めから話し合っているCVC設立は約7箇所程度になりました。3つ目はグローバルファンドを一緒に作ることです。 今回ニューヨークに行った際、海外VCと2億ドル(約280億円)作りました。行政的な処理を進めているため、
6か月内にファンドが作られるでしょう。継続的に海外のグローバル企業との共同ファンドの作成を進めていくでしょう。
📌 (パク・ジェウク)議長はサバイバルについて語りました。毎年創業する企業のうち、実際にVCから投資を受けているのはわずか2%です。実のところ、約98%の企業が金融部門または中小企業省から(資金を)受け取っています。そのため、そのVCから投資を受け取り、グローバルVCから投資を受け取って、ユニコーンとなるまで、ブリッジに関する部分は政策基金によってサポートを行わなければなりません。そこで、金融セクターとともに、そのサバイバルのブリッジをつなぐ戦略を立てています。今年の終わりに発表になるでしょうが、50兆ウォン(約5.3兆円)の財政支援政策を発表するつもりです。融資、保証のような部分を少し増やしていく予定です。」
「ディープテック企業にとって(こうした氷河期では)困難はより大きいです。R&Dが非常に挑戦的で成功率も低いためです。そこで、10の分野を特定し、テクノロジースタートアップの研究開発とビジネスに資金を提供するために、5年間で2兆ドル(約2800億円)を確保する予定です。」
朝鮮日報のニュースレター、「ちょい事情通の記者(쫌아는기자들)」です。
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