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【彼のHow】コロナで-90%、1ヶ月で完成したピボットが大成功したgguge

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【彼のHow】コロナで-90%、1ヶ月で完成したピボットが大成功したgguge(クッグ)

 

ちょい事情通の記者 2号 イム・ギョンオプ

 

 コロナによる集合制限、マスク制限などが緩和される動きが見え、いよいよ「エンデミック」が近づいています。2年を超える長いトンネルに遂に終わりが見えました。マスクで息苦しかった私たちと同様に、過去2年は多くの企業、自営業者にとって苦痛の時間でした。


非対面、ITベースのイノベーションを前進させたスタートアップは比較的自由だったとはいえ、すべてのスタートアップがそうだったわけではありません。


 先週番外編で紹介したmyrealtripのように「-99%」指標が記録されたスタートアップも多くありました。今週、続いて来週はこのような危機をピボットで克服した代表たちにインタビューを行います。今週ご紹介する方は留学プラットフォームからキッズ教育プラットフォームにピボットして危機を突破したGlorang(グロラン)のファン・テイル代表です。

 

 

Glorangのファン・テイル代表は昨年「2021年アジアで影響力のある30歳以下のリーダー30人」に選ばれた。彼は92年生まれ、今年30歳になる。

 



コロナの直前まで、留学プラットフォームYOUTH(ユース)が怖いほどの成長傾向だったとお聞きしました。

 2017年、留学プラットフォーム「YOUTH」をアイテムとして定め、2018年12月にローンチしました。オフライン塾にのみ限定して存在していた留学情報を、オンライン一箇所に集めました。そして、さまざまな大学の願書受付ノウハウを伝授したり、留学ノウハウを教えたり、また、合格手記をシェアする動画講義コンテンツも作成しました。


2年で1万個以上の留学コンテンツと500人の現地留学生クリエイターを確保しました。累積コンテンツ利用者数が50万人を超え、多くの注目も受けました。語学研修、ワーキングホリデー、料理やダンスのようなニッチなマーケットまで拡張していました。

 

しかし、こともあろうにコロナ直前にYOUTHの全面無料化を宣言されましたよね。

 はい。コンテンツで十分な人が集まりました。当時MAUが15万程になったんです。自信がありました。そのため、コンテンツは制限なく無料解放し、人と現地語学プログラムや留学プログラムとマッチングさせるビジネスを始めました。


コンテンツは無料ですが、潜在的な留学生とマッチングしたい国内語学院や海外現地語学院、複数のスクールが広告主になってくれるのです。パイを十分に育てたので、広告ビジネスで成功できると思いました。

 

それなのにちょうどコロナが?

 はい。オープン1~2ヶ月ほどで払い戻し申請で溢れました。トラフィックは-90%レベルに落ちましたし。当時、私たちのマッチングを通じて出国した方々は海外に到着したのに、学校が休校という状況に置かれました。その方たちを遠い地に一人で残すことにもなりました。


払い戻しとYOUTHを経て海外に出た方の帰国までをお手伝いすること。それを処理するのに3〜4ヶ月かかりました。そして2020年6~9月からは白紙。まさに空白の期間でした。何をすべきか悩みました。オンライン学位を作ろうか?試してみましたが、うまくいきませんでした。


 コロナが終わるまで待たなければいけないのだろうかコロナがいつ終息するかはわからないものの、少なくとも6ヶ月以上はこの局面が続くような雰囲気でした。6ヶ月待つ?そんなスタートアップは死んだも同然だと思います。コロナが終わっても、すぐに人々が留学に行くようにも思えませんでした。


中産層が揺れていたため、需要が戻ってくるにはさらに1~2年はかかると見ました。生き残るためにはとにかく、他のビジネスを探さなければなりませんでした。

 

ggugeと似たモデルが海外にもあります。どちらが最初ですか。

 まず創業のコア。目標は「教育の革新」でした。そして、教育に関連するBMを維持したかったです。ただ、そのターゲットを変えるというアプローチに悩みました。


一般的なキッズ教育市場よりもう少しニッチなマーケットにアプローチしたかったのです。コロナ時代で遠隔教育のニーズがさらに伸び、キッズコンテンツへの購入意思はどんどん大きくなっていました。


 何より海外でも、現在のggugeのようなリモートキッズ教育コンテンツで成功したモデルが続々と出ていました。その成功を見習ったのです。コピーキャットと言われても差し支えありません。単に、それを韓国に良い形で取り入れたかったのです。YOUTH運営時、留学ノウハウシェア映像など複数のコンテンツを作った経験がありました。これまでやってきたことであるため、うまくやれると思いました。


 それで、学校の外でしか教えられない教育に集中しました。 ggugeのプロダクトビジョン、原則は2つ。 「楽しくなければならない」 「オンラインでも子供たちの社会性の発達に努め、相互作用を促す」です。


この原則に基づいて作ったコンテンツが「ハリーポッターで学ぶ英語」、「Roblox(ロブロックス)で学ぶコーディング」、「Minecraft(マインクラフト)で学ぶ建築」などのコンテンツです。


 そして子供たちに常にクイズを出し、発表をするようにするコンテンツが多いです。Zoomでリアルタイム接続をするので。〇〇ちゃん、手をあげて~と指名すれば、その子が手を上げ発表できるようにしています。


何かを作らせたりもします。だからキッズコンテンツに、自律走行コーディング、ドローン飛行アルゴリズム作りのようなコンテンツもあります。学校外の教育においても子どもたちの才能と強みを見つけることができる思っています。アインシュタインとエジソンも学校外の教育で才能を見つけました。

 



私の周りの保護者の間では、かなり爆発的な反応が上がっています。これを一ヶ月で作られたと?

 10月19日にアイテムをggugeに決めました。そして2週間企画し、2週間開発を行いました。11月19日にローンチしました。会社が本当に厳しい状況になったのに、チームメンバー全員が会社に残りました。その一ヶ月間は全員がほぼ徹夜でした。


 誰も「テイルさん、うちはもうダメでしょうか」と聞きませんでした。むしろ落ちていく売上には淡々としており、みんな、自身が休んでいるという事実に苦しんでいました。


「私が、私たちが、これ以上には成長できないのだ」ということに悲しんでいたのです。だからピボットしようと話した時、みんな拍手しながら喜んでいました。さあ、成功してみるか、という感じで、 「没入の楽しみ」のようなものがありました。ggugeの成功はチームメンバーの功績です。

 

ggugeでたのしい講義を聞く子供たちが沢山いるんですね。

 トラフィックと取引額の70%ほどは、学校で教える教科目から出ています。数学、英語、科学などの初等教育コースのコンテンツが多く、人気があります。私たちのターゲットは5〜13歳です。たくさんのことを学び、勉強する時期なので。ただし、先ほど言ったコンテンツのようにアプローチの仕方が異なるだけです。


現在コンテンツは約1500個あります。再購入率が高いです。一会員平均2~3個ずつクラスを聞いており、多くは数百個レベルの方もいらっしゃいます。

 

コロナが終わったらどうなるのでしょうか、保護者は子供にPCやタブレットの前でZoomで授業を聞かせるのを、避けないでしょうか。

 まず、すべての子供が同じように良い教育環境に置かれているわけではありません。Coursera(コーセラ)を使い韓国でスタンフォードの講義を聞くことができるようになったように、ggugeを通じて良い講師の一味違った授業を聞けるようになったのです。


基本的により多くの、より広い先生と多くのコンテンツに触れることができるようになった、この利点は簡単に消えないでしょう。


 今の子供たちはデジタルネイティブ世代です。デジタルに慣れ親しんでおり、デジタル世界でも人間的なコミュニケーションを行います。子どもが特定の先生を好きになり、相談も頼み、交流することも行われています。


公教育がすべてを行うことはできません。スティーブン・スピルバーグ、アインシュタインは共に公教育と入試教育では社会性が低くなりました。しかし、学校の外で自分の才能と道を教えてくれる存在に出会いました。ggugeのオンライン講師がその役割を果たすことができると考えています。 

/media/ちょい事情通の記者(쫌아는기자들)
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朝鮮日報のニュースレター、「ちょい事情通の記者(쫌아는기자들)」です。

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