スタートアップのためのパスワード管理サービスを提供する「Plus Identity」|#Let's スタートアップ
【#Let's スタートアップ】Plus Identity、スタートアップのためのパスワード管理サービス
「スタートアップだけのためのパスワードセキュリティソリューションを提供します」
最近、韓国毎日経済との会談で、Plus Identity(プラスアイデンティティ)のホン・チャンウィ共同創業者兼代表(写真)は、このように会社のサービスを説明した。
ホン代表は「スタートアップどの企業も、会社の公式アカウントや一緒に使うSaaS(サービスとしてのソフトウェア )のパスワードを社員が共有することになるが、さまざまなセキュリティリスクにさらされている」とし、「退職者が出た場合、この人に知らせたパスワードをどのように回収するかもスタートアップが直面する問題」と述べた。
Plus Identityは、スタートアップが共有するアカウントのパスワードを暗号化し、社外にパスワードが流出するのを防ぐ。たとえば、パスワードが「plus123」の場合、これをそのまま表示できるユーザーと表示できないユーザーを管理できる。
社員がパスワードを表示できなくても、これをコピーし、そのアカウントを使用できる。
ホン代表は「Plus Identityは、Slack(スラック)のようにスタートアップが多く使用するコミュニケーションツールに設置し使用するSaaS」とし「個人や大企業向けパスワード管理プログラムではなく、スタートアップに特化していることが最大の違い」と説明した。
Plus Identityは、ユーザーが10人を超えるまでは使用料を請求しない。
Plus Identityは、米国ハーバード大学留学時代の先輩と後輩の関係である、ホン代表とパク・イクジン代表が共同創業した会社で、2021年シリコンバレーの有名アクセラレーターである、Y Combinator(ワイコンビネーター)から投資を受けた。
コンピュータ工学専攻であるホン代表がプログラム開発を、経済学専攻である朴代表が開発外の役割を分けて担っている。通常、シリコンバレー投資は、韓国企業が海外に移転して受けたり、韓国系同胞が投資を受ける場合が多い。
二人のように韓国国籍の留学生が外国で創業し、投資まで受ける事例は珍しいことだ。
Kleiner Perkins(クライナーパーキンス)、Global Founders Capital(グローバルファウンダーズキャピタル)のようなシリコンバレーの有名ベンチャーキャピタルも投資に参加し、合計126万ドル(約1億5000万円)の投資を確保した。
ホン代表は「現在は投資されたお金で採用をおこない、顧客のフィードバックを受け、サービス改善に集中している」とし「長期的には、セキュリティ全般に対するサービスを提供することが目標」と説明した。
ソフトウェアビルボードチャートであるProduct Hunt(プロダクトハント)に製品を発売するなど、顧客数を増やすためのマーケティングも、本格的に開始する予定だ。
Y Combinatorから投資を受けるのは、全世界スタートアップの夢だ。ホン代表は「核心サービスを簡潔に表現したおかげだ」とし「スタートアップのためのパスワードマネージャーで、会社をありのままに表現できた」と述べた。
原文:[#Let`s 스타트업] 플러스아이덴티티, 스타트업을 위한 비밀번호 관리 서비스 - 매일경제 (mk.co.kr)
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