VRisVR 「VR実感教育で就職をお手伝いします。」|#Let's スタートアップ
【#Letのスタートアップ】VRisVR 「VR実感教育で就職をお手伝いします。」
京畿道富川市(キョンギ道プチョン市)にある映像文化施設。かつてはドラマ「野人時代」の撮影場所として最もよく知られていたが、現在はバーチャルリアリティ(VR)を専門とする企業、VRisVR(ブイリスブイアール)が入居している。
韓国漫画映画振興院の事務所で出会ったクォン・ジョンスVRisVR代表は、3Dモデリングと映像学で博士号を持つ人物だ。2019年にVRisVRを買収して以来、社長を務めている。
VR教育企業であるVRisVRのビジネスモデルは、意外にも「フードトラック」から始まっている。創業当時、地方のお祭りに、フードトラックを始め楽しめる通りを作る方法を考える中で、トラックにVR機器を搭載することでジェットコースターなどの様々な乗り物を体験できるようにして、好評を得た。
その後、教育分野に精通していたクォン代表が入社、それを教育的なものへと翻案し、それが今日の姿となった。
VRisVRの現在のビジネスモデルは、VRを使用して学生にさまざまなキャリア学習の機会を提供することである。クォン代表は「兼任教授・講師としての長い在職期間を経て、真の教育とは『体験』だと感じるようになった」とし、「VRは教育効果が最も高いメディア」だと強調した。
例えば今の中学生は、1学期の試験や課題などが免除され、代わりに進路体験を行うものとする「自由学期制」の対象であり、VRを利用した飛行機の操縦や医薬品の製造等様々な体験を行うことができる。現在、全国の50以上の小学校、中学校、高校が職業体験を試験的に実施している、とクォン代表は明かした。
クォン代表は、同社は社会的責任も果たしていると強調する。関連機器をトラックに積んで行き、農村や漁村にいる学生へのVR体験機会の提供も行っているためだ。さらに、キャリア断絶女性のVRインストラクターとしての養成、再雇用の支援も行っている。クォン代表は「現在、発達障害を持つ人々が社会に適応するのを手助けするコンテンツを提供している」と伝えた。
VRisVRは教育だけでなく、さまざまな分野に事業を拡大していく計画だ。代表的なもとして、VRベースのウェブトゥーンビジネスがある。クォン代表は「ウェブトゥーン作家がメタバース空間で直接漫画を描き、読者がメタバースで体験できるようにする」とし、「今後は東南アジアへの海外進出も検討している」と話した。
原文:https://n.news.naver.com/article/009/0005022781?sid=105
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