受験生と大学生の「1対1音声相談」サービス、Windfally|Let’s スタートアップ
【#Let's スタートアップ】Windfally、受験生と大学生の「1対1音声相談」サービス
「自分の行きたい大学の在学生と1対1の音声相談ができるよう、お繋ぎします。」
2020年に設立されたスタートアップWindfally(ウィンドフォリー)のイ・ビョンヒ代表(写真)は、自社サービス・Audivice(オーディバイス)についてこのように説明した。Audiviceは様々なテーマでメンターとメンティーをつなぐ1対1音声相談プラットフォームサービスだ。
今年7月にオープンし、最初に始めた相談のテーマは「大学入試」。イ代表は「複雑で難しい大学入試を最も簡単に説明できる人はすでにその大学入試を経験した大学生」とし「後輩を助けようと思っている大学生とその大学・学科を希望する受験生を1対1でオーディオマッチングし、慢性的な大学入試の問題を解決しようとしている」と説明した。
イ代表は「既存の大学入試コンサルティングは、コンサルタントが過去の入試データに基づいて受験生に最適な大学と選考方法を推薦してくれるサービス」とし「それとは異なり、先輩大学生から中学校から高校全般にわたる実際の経験を伝授することが可能で、学生たちの時間の無駄を大幅に減らすことができる」と強調した。
現在、ソウル大学、延世(ヨンセ)大学、高麗(コリョ)大学、KAISTなど韓国国内の大学30カ所の学生がメンターとして登録されている。
オフライン入試コンサルティングでは1時間当たり20万(約2万円)~50万ウォン(約5.1万円)の高額な費用を払わなければならないが、Audiviceの大学生1対1メンタリングでは30分相談と、ソリューションをまとめた「メンタリングノート」まで含めて1回当たり3万5,000ウォン(約3,600円)だ。互いに個人情報や身分を明かさず、時間や空間の制約なしに相談できるというのもAudiviceの大きな長所である。
イ代表は記者出身の創業者だ。その問題について最も詳しい人を探して話をすることが最も効果的な取材や学習方法であることを悟り、Audiviceを作った。
イ代表は「専門家プールを構成することが最も重要であると考え、大学生メンター達は厳しく検証した」とし、「実際に在学しているのかの確認し、全員と実際に会ったり、Zoomを通じたオフライン面接を行った」と説明した。
イ代表は「地域内の学生たちの入試を手助けしようする地方自治体が関心を見せている」とし、「現在、河南(ハナム)市の中学校3年生~高校生に希望者を対象としたメンタリングプログラムを進行中だ」と明かした。
Audiviceが見込む韓国オフライン「アドバイス市場(コンサルティング・メンタリング・カウンセリングなど)」の規模は約3兆ウォン(約3,100憶円)だ。これを非対面オーディオプラットフォームに切り替えることを目標としている。
今年は育児発達、留学、就職などの教育やキャリア分野の相談から始め、今後は心理治療専門家を紹介するメンタルアドバイスをはじめ、法律、税務、財テクまで相談するサービスとして領域を広げていく計画だ。
原文:https://n.news.naver.com/article/009/0005004288?sid=105
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