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コンシューマーテック分野の韓国スタートアップ4社|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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コンシューマーテック分野:2022年3月投資誘致動向

ECアグリゲーター、積極投資誘致

オンライン需要の急増で、B2B、B2C対象のフードテックスタートアップが投資会社の関心を集める中、グローバルに大きな成果を出しているブランドアグリゲーターが、韓国内でも大きな投資ニュースを提供している。


Klick Brands(クリックブランズ)

Una Brandsと戦略的パートナーシップを締結、韓国ECブランドの海外進出支援へ

ECアグリゲーターのKlick Brands(クリックブランズ)が1,200億ウォン(約124億2,300万円)の資金を確保し、関連する韓国内の業界で最大の資金を誘致した。

ECアグリゲーターは、ECブランドを買収して成長を助けるプラットフォームで、韓国内でも関連企業が登場している。今回の投資でKlick Brandsは、アジア太平洋地域最大のECアグリゲーターのUna Brands(ウナブランズ)と戦略的パートナーシップを締結し、韓国内の有望ECブランドを発掘し、海外進出を支援する計画だ。

 

◇投資誘致現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.03

1,200億ウォン

非公開

Una Brands(ウナブランズ)

出典:スタートアップレシピ

 

Asleep(エイスリープ)

160億ウォンの投資誘致、下半期に睡眠分析アプリ発売予定

スリープテック企業Asleep(エイスリープ)が160億ウォン(約16億5,000万円)の投資を誘致し、企業価値は900億ウォン(約93億1,200万円)と認められた。2020年に設立されたAsleepは、呼吸音と無線インターネット技術を利用して非接触睡眠検査法を開発した。

体に着用しなくてもAI技術でスマートフォンを通じて使用者の音声を分析して睡眠データを確保し、腹部と胸部の動きを分析して睡眠パターンと疾患を診断する。既にAmazon AIスピーカーのAlexa(アレクサ)とコラボレーションしており、下半期にはスマートフォン睡眠分析アプリも発売予定だ。

 

◇投資誘致現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.04

160億ウォン

シリーズB

Kakao Ventures(カカオベンチャーズ)、Intervest(インターベスト)、ハナ銀行、サムスンベンチャー投資

2021.05

20億ウォン

シリーズA

Kakao Ventures、Intervest

2020.10

2億5,000万ウォン

シード

Kakao Ventures

出典:スタートアップレシピ

 

Wehuddling(ウィーハッドリング)

物流センターの拡張移転を計画、物流インフラの高度化に着手

弁当の配送サービスを提供するスタートアップWehuddling(ウィーハッドリング)が90億ウォン(約9億3,100万円)を誘致した。2017年に設立されたWehuddlingは、弁当配送サービスのWeeatdelight(ウィーイートデリート)を運営している。

発売2年で累積食数120万人分、昨年の売上は50億ウォン(約5億1,700万円)を達成した。サラダ、ご飯など毎日2~3種類の食べ物を6,600ウォン(683億2,300万円)で提供しているほか、独自の物流システムにより配送料なしで運営している。今回の投資でWehuddlingは、1日5万人分の処理が可能な新規物流センターを拡張移転するほか、直送システムや物流インフラの高度化などに乗り出す計画だ。


投資誘致現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.03

90億ウォン

シリーズA2

NAU IB Capital(ナウIBキャピタル)、NH農業銀行、SJ投資パートナーズ、UTC Investment(UTCインベストメント)、教保生命-教保証券CVC

2020.10

30億ウォン

シリーズA

MAGNA Investment(マグナインベストメント)、Translink(トランスリンク)、MYSC、信用保証基金

2020.06

非公開

プリシリーズA

SEMA Translink Investment(セマトランスリンクインベストメント)

2019

非公開

シード

MYSC

出典:スタートアップレシピ

 

Vegestar(ベジスター)

65億ウォンの投資金を確保 バリューチェーンの統合、規模拡大へ

農産物の前処理フードスタートアップVegestar(ベジスター)が65億ウォン(約67億2,800万円)の投資金を確保した。Vegestarは、最近需要が急増している材料とレシピがセットになった「ミールキット」やサラダ製品などに使用される農産物の前処理を行う新鮮HMR(調理済み食品を家庭に提供するフードサービスの形態)製造・加工専門会社だ。

Vegestarは人件費、原材料費の負担軽減のため、バリューチェーンを統合、規模の拡大を図ろうとしている。

 

◇投資誘致現況

投資時期

投資金

投資段階

投資会社

2022.03

65億ウォン

シリーズAブリッジ

農業銀行、NAU IB Capital(ナウIBキャピタル)、Mega Investment(メガインベストメント)、Enight Ventures(インライトベンチャーズ)、創造投資諮問、ハナ金融投資

2021.04

30億ウォン

シリーズA

農業銀行、NAU IB Capital、トンフンインベストメント

出典:スタートアップレシピ

/media/KORIT編集部
記事を書いた人
KORIT編集部

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