musicow、アメリカ進出…Hanwha Systems、現地法人に約6億円投資

音楽著作権料参加請求権投資プラットフォーム「musicow(ミュージックカウ)」がアメリカ市場に進出する。

musicowは米国法人を設立し、年内に現地攻略に本格的に乗り出す。初期投資および戦略的パートナー企業としてHanwha Systems（ハンファシステム）とともに進める。Hanwha Systemsは、musicowの米国法人に60億ウォン（約6億円）規模のシード投資を決定した。

アメリカは全世界の音楽市場規模1位の国家としてグローバル市場を主導している。海外で最大規模の音源保有国であるだけに厚い音楽ファンダム市場が発達しているのが特徴だ。

ここに、数年前からフィンテックおよび代替投資資産に対する関心が高まり、全体的にmusicowが成長できる環境が多様に用意されているというのが業界専門家らの評価だ。

現在、アメリカにも音楽ファンド市場は存在しているが、musicowのように一般人が手軽に直接音楽著作権の収益権利を取引できるように活性化された市場はない。musicowは米国市場に合った制度及び関連法律検討をもとにローカライズに最適化されたモデルを披露するという計画だ。

アメリカのmusicowは韓国のK-POPを越えてアメリカ現地のポップスなどの海外音源も受給予定だ。musicowは現在、BTOB、IUなどK-POPを代表するアイドルの歌から70、80年代のレトロ曲、インディーズに至るまで計1万余曲の著作権料参加請求権を確保しているだけに、地元の人々の好みを考慮した曲の提供を念頭に置いて置いている。

musicowのチョン・ヒョンギョン代表は「革新的な韓国のプラットフォームの地位を高めるために、米国でのサービス成功のために全社的に能力を集中する」とし、「アメリカ進出はmusicowが夢見てきた音楽エコシステムの拡大に新たな起爆剤になるだろう」と言った。

一方、musicowは現在、合法性について議論がされている状況だ。金融当局は、musicowの音楽著作権料参加請求権が証券に該当するかどうかを検討中だ。金融委員会の法令解析審議委員会の審議は、早ければ来月にも本格的に議論されるものと見られる。

原文：뮤직카우, 美 진출…한화시스템, 현지 법인에 60억 원 투자 – 스타트업 스토리 플랫폼 '플래텀(Platum)'