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【11月資金調達現況】韓国スタートアップレシピ:バイオ・ヘルスケア分野|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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バイオ・ヘルスケア分野:2023年11月資金調達現況

医療市場の革新リードのヘルスケア企業に投資家の熱視線

AI技術を基盤に医療市場の革新とデジタル転換をリードするヘルスケア企業には、大企業と投資会社が先を争ってベッティングしている。

IMPRIMED(インプリメッド)

300億ウォンの資金調達、多発性骨髄腫の予後/予測検査ソフトウェアの商用化目指す

AI精密医療企業IMPRIMED(インプリメッド)が300億ウォン(約32億9,200万円)の資金調達をし、累積投資金450億ウォン(約49億3,800万円)を確保した。2017年にシリコンバレーで設立したIMPRIMEDは、がん患者のデータをAIアルゴリズムで分析し、最適な抗がん治療剤を推奨する技術を有している。IMPRIMEDオーダーメイド予測プロファイリングサービスは、愛犬を対象にがん細胞の生物学的特性を分析。抗がん剤の反応と予後を予測することができる。IMPRIMEDは今回の投資でペットのみならず、がん患者を対象に精密医療サービスを開発し、商用化する計画だ。現在、白血病、リンパ腫患者のための精密医療支援技術を確保。多発性骨髄腫の予後/予測検査ソフトウェアの今年の商用化を目指している。


CareMedi(ケアメディ)

260億ウォンの資金調達、i-SENSとの戦略的協業推進

ヘルスケアスタートアップCareMedi(ケアメディ)が260億ウォン(約28億5,300万円)の資金を調達した。2015年に設立したCareMediはパッチ型インスリンポンプのケアレボを作っている。電気浸透ポンプ技術をベースに、既存の製品と比べて1.5倍多い300単位(3ml)容量を搭載。重量と厚さを3分の2に減らしたパッチ型インスリンポンプでユーザーの利便性を高めた。i-SENS(アイセンス)と最近リリースした連続血糖測定器(CGM)の連携による戦略的協業が期待される。

DoBrain(ドゥブレイン)

210億ウォンの資金調達、アプリは累積ダウンロード数60万件突破

DoBrain(ドゥブレイン)が210億ウォン(約23億円)の資金を調達した。2017年に設立したDoBrainは、スマートフォンアプリをベースに小児発達疾患の治療を支援するデジタルヘルスケアアプリを開発。両親に多様なソリューションを提供している。主なソリューションはデジタル治療剤D-kit(ディーキット)。昨年8月にはオーダーメイド型認知訓練プログラム「DoBrain2」のアプリもリリースした。DoBrainのアプリは累積ダウンロード数60万件を突破した。今回の資金調達を契機に、発達速度が異なる子どもを持つ家庭の悩みを解決できるサービスと製品を開発する予定だ。

neurophet(ニューロピット)

200億ウォンの資金調達、今年中のIPO目標

脳疾患映像AIソリューション企業neurophet(ニューロピット)が200億ウォン(約21億9,400万円)の資金を調達し、累積投資金500億ウォン(約54億8,700万円)を確保した。2016年に設立したneurophetは、AI活用脳映像分析に基づいてアルツハイマー因子を確認する技術を有しており、今年、アルツハイマー性認知症関連のトータルソリューションを発表する予定だ。今回の資金で韓国内外の積極的な営業マーケティング活動を展開するほか、今年のIPOを目標に準備する計画だ。

MEZOO(メズー)

180億ウォンの資金調達、中東と東南アジア市場進出へ

医療機器企業MEZOO(メズー)が180億ウォン(約19億7,500万円)の投資を受け、企業価値1,200億ウォン(約131億6,900万円)と認められた。MEZOOは遠隔患者リアルタイムモニタリングプラットフォームHiCardi(ハイカーディ)を運営している。胸に付着するパッチ型心電計で、アプリを通じて遠隔で医師が患者の心電図をリアルタイムに確認できる。MEZOOはモニタリングによる患者の予後観察、安全管理に焦点を当てており、最大256人のリアルタイムモニタリングが可能だ。今回の資金調達を通じて人材を補充し、中東と東南アジア市場進出に乗り出す計画だ。

Care Doc(ケアドック)

170億ウォンの資金調達、シニア住宅事業計画

シニアケアプラットフォームのCare Doc(ケアドック)が170億ウォン(約18億円)の資金を調達、累積投資金315億ウォン(約34億5,700万円)を達成した。アプリベースの介護者マッチングサービスとしてスタートし、ホームケア、訪問療養ケアセンター、住居などに事業領域を拡大している。昨年11月現在で累積取引額1,500億ウォン(約164億4,000万円)を突破。今回の資金調達で全国の介護者人材の供給ネットワークを構築し、シニア住宅事業に乗り出す計画だ。最近では住宅型療養施設Care Docケアホーム2を追加で開設し、今年までに30の施設をオープン予定。ロッテホテルなどとともにシティータウンも準備中だ。



/media/KORIT編集部
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KORIT編集部

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