【11月資金調達現況】韓国スタートアップレシピ:ソフトウェア分野|月間スタートアップレシピ
この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。
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ソフトウェア分野:2023年11月資金調達現況
LLM市場を攻略するスタートアップへの投資が活発
AI技術を活用してSaaS形式のサービスを提供する企業が多数存在する中、最近、韓国内外で最もホットな分野の一つである巨大言語モデル(LLM)市場を攻略するスタートアップへの投資はもちろん、大企業も投資に乗り出している。
allganize(オルガナイズ)
270億ウォンの資金調達、2025年に日本で上場準備
LLMオールインワンソリューションallganize(オルガナイズ)が270億ウォン(約29億7,000万円)の資金を調達した。2017年に設立したallganizeは、日米韓3カ国で200以上の企業や公共機関にAIソリューションを提供している。日本からの高い需要に伴い、本社を日本に移転。2025年に日本での上場も準備している。代表的なソリューションは、自然言語の質問に対する答えを見つけるアリーエンサーで、最近、生成型AIを導入し、アリーLLMオールインワンプラットフォームに事業を拡大した。プラットフォーム内でLLMを活用できるよう、アプリビルダー、産業特化sLLM、アプリマーケットなど、様々なソリューションを運営している。同社は投資金でLLMアプリマーケットの普及拡大と日米韓市場における企業向け業務自動化AIの普及に集中する計画だ。
muhayu(ムハユ)
150億ウォンの資金調達、AI技術を高度化へ
AI企業muhayu(ムハユ)が150億ウォン(約16億5,100万円)規模の初の外部資金調達をした。AI技術を活用して業務の自動化ソリューションをSaaSの形で提供。代表的なサービスは論文盗用検査サービス「コピーキラー」だ。論文、インターネット投稿データ100億件に基づいて盗用確率を計算し、韓国内の4年制大学10校中9校で使われている。最近ではGPTキラーをリリース。生成AIで作成された文章を95%以上の精度で見つける。muhayuは今回の投資でAI技術を高度化し、2020年に進出した日本に続き、中国での研究開発を通じて評価自動化サービスを開発する計画だ。
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