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【12月資金調達現況】韓国スタートアップレシピ:ソフトウェア分野|月間スタートアップレシピ

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この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피)」が発行する「月間スタートアップレシピ(월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

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【12月資金調達現況】韓国スタートアップレシピ:ソフトウェア分野|月間スタートアップレシピ

OKESTRO(オーケストロ)

1,300億ウォンの資金調達、クラウドプラットフォームエコシステムを海外に拡大予定

クラウド専門企業のOKESTRO(オーケストロ)が1,300億ウォン(約143億7,900万円)の資金を調達し、企業価値は6,300億ウォン(約697億円)と評価された。2018年に設立したOKESTROは、マルチ・ハイブリッドクラウド統合管理プラットフォームとしてCMP、AIオプスソリューションシンフォニーAIクラウドなどを提供し、データセンター構築のためのソリューションを全て有している。OKESTROは今回の投資をきっかけに100人の新規採用と、積極的な吸収合併を通じて自社のクラウドプラットフォームエコシステムをグローバルに拡大していく予定で、300億ウォン(約33億1,700万円)規模のスタートアップファンドを造成してスタートアップと共生していく計画だ。


Keullobos(クルロボット)

110億ウォンの資金調達、KOSDAQ上場推進

ロボットソフトウェア企業のKeullobos(クルロボット)が110億ウォン(約12億1,600万円)の資金を調達し、累積281億ウォン(約31億円)を確保した。2017年に設立したKeullobosは、モバイルロボットサービスに必要な自動運転・ミドルウェア・制御に関する自社開発力を有している。今年中のKOSDAQ(コスダック)上場を推進しているKeullobosは、物流、製造、病院、公共機関など様々な市場にロボットソフトウェアの供給を拡大していき、Keullobos独自のブランドの配送ロボットをリリースする計画だ。また、ソフトウェアの英語版を発表し、グローバルロボット専門ソフトウェア企業としての地位を確立させる計画だ。

mAy-I(メイアイ)

60億ウォンの資金調達、顧客の拡大とAI技術の高度化へ

映像AI専門のmAy-I(メイアイ)が60億ウォン(約6億6,300万円)のシリーズA資金調達を完了した。mAy-IはCCTVを通じてオフライン空間の訪問者データを分析する映像処理AIソリューション、mAsh(マッシュ)を提供している。売り場の管理者は、性別、年齢層、滞在時間、行動、商品とのインタラクションなどの顧客データに基づく戦略/企画だけに集中することができる。mAy-Iは追加整備なしでCCTVだけで顧客データの収集が可能で、導入も容易なため、現在、現代自動車グループ、教保(キョボ)文庫、新世界、E-Land Retail(イーランドリテール)などがmAshを導入している。mAy-Iは今回の投資を通じて、顧客の拡大とAI技術の高度化に注力し、海外ステージに乗り出す計画だ。

LionRocket(ライアンロケット)

60億ウォンの資金調達、日韓のコンテンツ企業と協業推進中

ウェブトゥーン生成AIのLionRocket(ライアンロケット)が60億ウォン(約6億6,300万円)の資金を調達し、累積投資額140億ウォン(約15億4,800万円)を達成した。LionRocketはAIベースの音声・映像合成技術を有し、AI Human(エイアイヒューマン)サービスを提供しており、現在は画像生成型AIサービス「GENVAS (ジェンバス)」を運営中だ。学習用画像10枚だけで高品質なキャラクターをつくるブレインブースト学習技術は、従来のウェブトゥーン制作速度より10倍速い上、価格は50%安い。現在、この技術力で韓国と日本において15社以上のコンテンツ企業と具体的な協業を進めている。これまでイ・ヒョンセ作家の漫画をAIに学習させており、今年初めには「カロンの夜明け」をAIで各1話(約80カット)ずつ公開予定だ。




/media/KORIT編集部
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