この記事は、韓国のスタートアップメディア「startuprecipe(스타트업 레시피）」が発行する「月間スタートアップレシピ（월간 스타트업 레시피)」の情報をもとに、資金調達状況や動向を掲載し、企業情報を紹介しています。

コンシューマーテック分野：ワグ（WAUG）
トラベルテックスタートアップ「ワグ（WAUG）」が120億ウォン(約11億円）を誘致し、旅行アクティビティ産業デジタル転換に注力する。ワグは2015年に設立された旅行アクティビティ予約プラットフォームで、2016年発売から新型コロナウイルス発生以前まで年間平均360％の売上成長を記録した。
海外サービス発売後には海外決済率が月平均1,200％を超えるなど急成長してグローバルプラットフォームとして飛躍した。ワグは、今回の投資を通じて新型コロナウイルスによって加速された非対面旅行トレンドに合わせて国内外旅行活動産業全般にわたってデジタル環境を実現する計画だ。
予約から実用まで旅行商品を利用するためのすべてのステップが100％のモバイルと非対面で行われるように CMS（販売チャネル統合管理システム） PMS（現場売買システム）市場にも進出する。これを通して、世界中の主要観光地にPMSを提供し、チケット購入から現場QRチェックインまですべて非対面で利用可能にするという計画だ。
WAUG投資誘致の現状

企業情報

ワグは、旅行予約プラットフォームワグ（WAUG）の運営会社で、2015年に設立された。旅行地の入場券、交通便、グルメ、特別ツアーサービスを簡単に予約し、地元ですぐに使えるサービスを提供する。2019年に国内旅行アクティビティ予約サービス初めて200万ダウンロードを達成し、400万利用者決済データを確保した。現在、全世界124都市、1万2000以上の旅行サービス商品を保有している。2021年には臨場感を活かした「ライブ放送」で新たな突破口を設ける姿を見せた。アクティビティと宿泊を組み合わせた企画商品を販売するのが特徴だ。全世界のホテルの最安値を比較、テーマパークや観光施設の割引なども特徴的なサービスである。